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マチュア世代めがねスタイル第7回

ファーマーズテーブル石川博子さん、ホテルオーナー川上絹子さん。素敵な大人のめがねスタイル。

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マチュアリスト編集部

年を重ねるとめがねが手放せなくなりますね。めがねとどう向き合っていますか? めがねをかけ替えると別人格になれるみたいという、ショップオーナーの石川博子さん、へんてこじゃなければいい、今は軽さが大事、というビジネスホテルオーナー川上絹子さん。おふたりのめがねスタイルについて伺いました。

めがねが変わるたびに新たな自分を再発見。それはきっとこれからも/石川博子さん

石川博子さん
プロフィール
ライフスタイルショップオーナー/1958年生まれ。スタイリストを経て1985年に生活雑貨を扱うお店「farmer's Table」をオープン。2010年に恵比寿に移転し、不定期の企画展を交えながら、暮らしを楽しむアイテムを提案している。
www.farmerstable.com

「20代まではコンタクトで過ごしていましたが、出産後なんだか目が疲れるようになり、 30代になってからは常にめがねで過ごすようになりました」

それ以来、めがねがトレードマークの石川さん。歴代のめがねを見せていただくと、レンズの周りを黒、茶、緑といった濃い色の樹脂でぐるりと覆ったセルフレームがずらり。

「当初、めがねをかけた自分の顔に慣れていなかったので、レンズだけのようなフレームが目立たないめがねにしようかなと思って試してみたんですが、デザインに年齢が追い ついていなかったのか老けて見えてしまって。しかも近視の度数が高く、その分レンズも分厚いので華奢なフレームだとなんだかアンバランスな気がして存在感のあるめがねを選ぶようになりました。でもこうやって並べてみたら、意外とふつうというか。服選びと同じでオーソドックスなものを手にとってしまうのかもしれません」

1のめがねは、めがね歴の浅いときに選んだもの。
「自分の顔には丸型がしっくりくるなと思って、最初はこんな丸型のものを好んでかけていましたが、毎日かけているとしだいに飽きてしまうんですよね。かといって、ちゃんと見えるめがねをつくるとなるとレンズも高額だからそんなにしょっちゅう買えないし。ということで、買い替える際にちょっとした変化を楽しむようになりました」

丸に飽きたら四角。大きめのあとは小さめなものと、そのときどきのめがねスタイルを楽しんできた石川さん。

「めがねをかけ替えると、まるで別人格になれたようで、そのたびごとにリフレッシュできるというか。今日からまたがんばろうって背中を押してくれる効果もあると思うんです」

石川さんのお店「ファーマーズ テーブル」は今年で38歳。この間めがねのレンズも、近視用のレンズから、手元もカバーできる遠近両用のレンズへ移行し、店も自身も年とともに少しずつ変化してきた。だけど変わらないものもある。それは接客のおもしろさ。 「気持ちのいい『いらっしゃいませ』でお客さまをお迎えできると、自分も気持ちがいいんですよね」

ドアが開く音でパッと手元から目線を移しても、お客さまの顔がぶれずに見える遠近両用レンズのめがねは、石川さんにとって仕事の相棒ともいえるだろう。

「それに私はメイクもしないから、めがねがあるとすごく楽。たとえ疲れた顔をしていても、めがねがカバーしてくれるから助かるんです。あとはくいっと口角を上げて、今日も一日気持ちよく!」

売り場とバックヤードがひと続きになった店内。お客様がいらっしゃらないときはデスク作業も多いので、いちいちかけはずししなくていいようにレンズは遠近両用に。めがねは最近仕立てた「めがね舎ストライク」のもの。

小さめのめがねが今の気分。この夏新調したばかりのめがねをかけて、また気持ちを新たに

1 「TRACTION PRODUCTIONS」/めがねをかけ始め た30代のころに使っていたもの
2 「めがね舎ストライク」/丸型がはやっていたときにあえてスクエアタイプを
3 「OLIVER GOLDSMITH」/「ざます」フォルムに惹かれてアンティークめがねの専門店で買ったもの
4 「ENALLOID」/大きなめがねに飽きて、小さめのオーバルフレームに
5 「めがね舎ストライク」/小ぶりながら存在感のある形。透明感のある黒色なので目立 ちすぎず、かけやすい

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