私らしく生きる 50代からのマチュア世代に

人気記事ランキング 連載・特集

性格や意思の強さは関係ないって知ってた? だれでも「すぐ行動する人」になれる!

公開日

更新日

雑誌「健康」編集部

考えすぎて動けない人はまずこれ! 仮決め、仮行動する

行動の質を高めるより、行動の量を増やす

先延ばしにする人の共通点として、「ちゃんと決めてから動きたい」「失敗しないように計画を立てたい」と考える人が多いのが特徴です。考えることに長い時間とエネルギーを使ってしまい、動けなくなっているのです。

そんなときはとりあえず物事に着手する「仮決め・仮行動」をしてみましょう。行動の「質」は後回しにして、行動の「量」を増や すことを意識するのです。

例えば筋トレやダイエットを始めたいけれど、「ウェアがない」「ジムを探している」など、やらない理由を見つけて先延ばししている場合。手持ちの動きやすい洋服に着替えたり、家でスクワットや腹筋を1回でいいからやってみる。これが「仮決め・仮行動」です。

本当に1回でやめてしまう人は少なくて、3回、5回と続ける人が ほとんどです。少し動くことでも 脳が刺激を受けてドーパミンが出て、行動のスイッチが入ったからです。

また、「仮決め・仮行動」をしてみて、自分のイメージと違った場合は、ジムに通うなど今後の方針を具体的に考えやすくなります。それがわかっただけでも「仮決め・仮行動」には大きな成果があります。

大平先生からひと言!

たとえ仮でも「今はこれ」と決めて動いてみましょう 。

考え過ぎて何もできないのは、時間もエネルギーももったいないことです。試しに動いてみて、仮にうまくいかなくても「行動して得られた成果」は、次に迷わず行動できる指針になります。

※この記事は「健康」2023年冬号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

監修者

メンタルコーチ

大平信孝

おおひら・のぶたか●
長野県出身、中央大学卒業。株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。目標実現の専門家。脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。オリンピック出場選手、経営者などの目標実現・行動革新サポートを実施。『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』 (かんき出版)など著書多数。

おおひら・のぶたか●
長野県出身、中央大学卒業。株式会社アンカリング・イノベーション代表取締役。目標実現の専門家。脳科学とアドラー心理学を組み合わせた、独自の目標実現法「行動イノベーション」を開発。オリンピック出場選手、経営者などの目標実現・行動革新サポートを実施。『やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ』 (かんき出版)など著書多数。

やる気に頼らず「すぐやる人」になる37のコツ

大平信孝著
かんき出版刊

よく、「やる気は出ない」という人がいますが、「やる気」は行動した後にしかついてきません。やる気に頼っていると、永遠に動くことはできないのです。
本書では、アドラー心理学や脳科学に基づいた、「やる気に頼ることなく自分を動かすためのコツ」を豊富なイラストを交えながら紹介します。

詳細はこちら

知ってる? PR

50代から「ペントハウス」にハマる理由とは?

50代から「ペントハウス」にハマる理由とは?

タワマンに住む富裕層の欲望が渦巻くサスペンス。韓国ドラマ「ペントハウス」が話題です!奇想天外な物語になぜハマる?トップブロガー 中道あんさんがひも解きます。

詳細はこちら
この記事の執筆者

PICK UP 編集部ピックアップ