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【衣服にかけるお金】定番もトレンドも楽しむ、エッセイスト柳沢小実さんのコツとは?

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柳沢小実

毎日を心地よく過ごすために必要なのが「衣」。エッセイストの柳沢小実さんは「クローゼットダイアリー」でワードローブを管理し、無駄を減らして少数厳選で自分らしいおしゃれを楽しんでいます。その秘訣を教えていただきました。

よく着る私的定番は少々高くてもOK。大物もシーズン初めに思いきって

かれこれ16年ほど、「クローゼットダイアリー」という、ワードローブの記録をつけています。ここからわかるのは、毎年必ず着ている私的定番アイテム。どんな服が好きで、実際にどんなものをよく着ていたのか。そのデータを、次の買物の予算設定に役立てています。

最近は、それに加えて「マイ・スタンダード」というリストも作成して、一生ものと思えるくらいの1軍アイテムを書き出してみました。そうしたら、なにが足りないかが明確になって、足りないものを買い足したら、今の年齢に合ったワードローブが完成しました。

その過程で手に入れたのは、ダウンコートやバッグ、シューズなどです。シーズンの初めにえいっと購入しましたが、先に大物を手に入れて残った予算で他のものを選ぶのは、予算管理がしやすかった。〝使用頻度の高い私的定番アイテムや大物は先に買う〞という、新たなルールができました。

30代の頃はワードローブの土台が固まっていないこともあって、とにかく数が欲しかった。それなりに買って、楽しんで、失敗もして、40代になったらおのずと自分に合うものが見えてきました。だから、今は各シーズン1アイテムでも、心底愛せるものを手に入れたいと思っています。少数厳選で、それらを大事にしていくのが、私には合っているようです。

「クローゼットダイアリー」は、私の歴史の一部です。買物の予算設定はどれだけ着るか。気に入っていたけれど出番がなかった、合わせにくかったなど、失敗の記録がむしろ役に立ちます。

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