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気持ちがすーっと楽になる【お金との幸せな付き合い方】中道あんさん流4つのルール

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中道あん

人生100年時代というなら、50代はまだ半ばですね。忙しい毎日を過ごしている50代のみなさんは、5年後、10年後が見えていますか? わかっていることは、のんびり隠居なんて夢物語ということ。それなら不安を抱えたままにしないで、何かできることをしたい! 今回は心おだやかにお金と付き合っていくための4つのルールを、トップブロガー中道あんさんに教えてもらいました。

ルール1 お金よりもストレスを節約する

会社員時代、何が嫌だったかというと、仕事帰りのスーパーです。私と同じような働く主婦に混じってイライラしながらレジで待つ時間。目の前で財布からもたもたと小銭を出している人を見ると「もう、勘弁してほしいわぁ。クレカ払いにしてよ~」なんて内なる心は真黒でした。

どうして、そんなにイライラしているかというと、家族がお腹をすかせて待っているから、早く帰りたい、帰らなきゃと焦っていたからです。そして、黒い心の自分を責め、効率が悪いやり方をしている自分を責め、そんなライフスタイルに嫌気がさしていたのです。長年しみついた習慣は「新しいこと」に鈍感でした。

今は、ネットでたいていのものは調達できる時代なのに、なぜかスーパーには毎日行くものと思い込んでいました。起業して自宅が職場になってから、ネットで食材を定期購入したり楽天市場で肉や魚を購入して、ほぼスーパーには行っていません。スーパーの半額シール品をゲットして得した気分になることはないですし、ネット食材は割高ですが、買い物のストレスはびっくりするほどなくなりました。いつも平常心でいられるのは幸せなことです。大根が20、30円高かったり、安かったりしても、なんら気にならない。お金よりもストレスを節約することにしたからです。

たしかに「お金」は大事です。無駄に使ってしまってはいくらあっても足りません。ですが節約のためにストレスをためこんでいるのでは、幸福度は下がりますよね。あなたは、ストレスを感じつつお金を使っていることはありますか。一度、振り返ってみることをおススメします。

ルール2 年収1年分の貯金を確保

起業しようと思ったときに、まっ先に貯金額を確認しました。というのもすぐに食べていけるだけ稼げる保証がないからです。

火事場の馬鹿力と言われるように、人は切迫した状況に置かれると能力以上のエネルギーを放出できたりします。一方で「お金」がない状態は不安心理が大きくなるので、正常な判断ができなくなる。余裕がない状態というのは、やりたいことができなくなります。それでは、起業はうまく行きません。

そのため年収と同じ額だけの蓄えを持っていれば、とりあえず安心だからです。安心感というのは、行動を促進させることができます。だから、働き方に関係なく病気や転職に備えて1年間の収入分くらいをプールしておくのは大事です。

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