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横森理香さんの【自分磨き】「面白そう」と思ったらまず挑戦!「やりたいことは全部やっていいと思う」

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ゆうゆう編集部

あたらしい季節。自分磨きを始めませんか。「好き」「楽しい」を追求し続けてきたエッセイストの横森理香さんに、50代からの自分磨きについてうかがいました。人生の後半を幸せに生きるコツは、やりたいことを我慢せず、好奇心のまま軽やかにチャレンジすること。そして、大事なのは決して頑張り過ぎないことだとか。

イヤならやめればいいだけ。もっと気楽に挑戦を

著書を通して語られる、ポジティブな生き方と人生を楽しむアイデアが、世代を問わず多くの女性の共感を集めている横森理香さん。ブログやSNSも人気で、私たちにいつもパワーを届けてくれる。

そんな横森さん、60歳を目前にして「人生はこれからが本番」という思いを強くしているという。

「50代、60代の大人女子は、仕事や子育てがひと区切りつく時期ですよね。今まで家族のため、会社のために滅私奉公してきた分(笑)、今度は自分に時間と手間をかけてあげましょう。まず、やりたいことは我慢しないで。面白そうだと思ったらどんどん挑戦するべきです」

やってみたい思いはあっても、自信がなかったり失敗が怖かったりで、なかなか一歩が踏み出せない人も。

「そもそも失敗なんてありませんから。借金を抱える以外はね(笑)。イヤになったらやめればいいんです。いつか、あんなこともあったねって、思い出にはなるじゃない? それくらい、気楽な気持ちで始めていいと思います」

ときには、好奇心にまかせて「やりたいことは全部やる」。そんな軽やかさと攻めの姿勢も必要だ。

「ただ、親に厳しく育てられた私たちの世代って、みんな真面目でしょう? 『上達しなければ』『やり遂げなければ』と、始める前からハードルを上げてしまって、それが足かせになることも。大好きなことでも、やらねばならないと『マスト』になったとたんに辛くて逃げ出したくなってしまう。本末転倒ですよね」

スキルアップのために研鑽を積む。「自分磨き」には、そんなイメージもあるけれど―。
「これからは、人生の後半を幸せに生きるための『自分育て』にシフトチェンジしてみては?」

楽しい時間を過ごせれば、上達は二の次でいい

横森さん自身も、「好き」「楽しい」を追求して挑戦したこと、続けていることがある。
「大人女子のためのコミュニティサロンをオープンして、もう15年。ベリーダンスやヨガなどのエクササイズ、ハワイアンキルトなど趣味の講座の他、イベントも開催して、みんなで盛り上がっています」

長引くコロナ禍で、活動できない時期もあったが、最近は少しずつ再開しているそう。
「趣味や価値観を共有できる同性の仲間が、女性には必要だと思います。みんなで笑い合って、ほめ合って、冗談を言い合って。そういう場があるのとないのとでは、人生の楽しさが全然違うと思います。だからぜひ、自分に合うコミュニティを探して参加してほしいですね」

茶道の稽古も長く続けていることのひとつだ。
「30年続けていますが、お点前はぜーんぜん上手にならないの。師匠にも、『覚える気、ある?』なんて冗談っぽく言われたりして(笑)。でも、私はお茶室のしつらえが大好きで、和を感じることができる大切な時間。月に一度、季節に合った着物を着ることで、気分も華やぎます」

不快な出来事があっても、お稽古に行けばすべてが洗い流されてしまうという。
「心の養生になっているんです。だから上達しなくてもいい、一生続けたいと思っています」

ずっと続けていること、 機会をつくって挑戦したこと

毎日のベリーダンスでボディワーク

横森さんの考案したベリーダンス健康法のプログラムは、その健康効果を1時間で実感できる。「運動嫌いな人でも問題ナシ。みんなで楽しく踊りながら、心身を健やかに整えます」

大人女子のロングドレスパーティを企画

以前、日本大人女子協会で開催したイベント。「仲間が全員ドレスアップして一堂に会し、旧小笠原邸でお食事会を。夢のような一夜でした。新型コロナが収束したら、また企画したいですね」

月に1回、30年続けている茶道の稽古

横森さんが習っているのは江戸千家流。「江戸の粋」がスピリットの流派だそう。

「着物はお茶のお稽古のときしか着ません。この日は亡き祖母のものを選びました。年々似合うように」

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