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甥の披露宴のご祝儀、入籍のお祝い、還暦祝い。【令和のお祝いのマナー】コロナ禍で変わったこと、変わらないこと

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ゆうゆう編集部

【知っていますか?】
内祝いは、どんなときに贈るもの?

内祝いはもともと、喜び事があったとき、お祝いをいただいた方やお世話になっている地域の人を招いて飲食をともにし、喜びを分かち合うもので、お祝いをいただいたか否かにかかわらず招待しました。現在は、披露宴に招待しなかった方からの結婚祝い、出産祝い、病気見舞い、入園・入学祝いなどをいただいたとき、お返しの意味で品物を贈ります。金額は、いただいた額の3分の1から半分が目安です。

Q コロナ禍で、孫のお祝いに招待されなくて寂しい。そろそろいいのではと思うけれど、どう切り出したらいいものでしょうか?

A 子どもたちも遠慮しているので、親のほうから声をかけてみましょう

コロナ禍では、お祝い事も「感染させてはいけない」という思いから、祖父母(親)には声をかけずに、自分たちだけで祝ってきた、という子世代も多いと思います。世の中の動きが活発になってきても、子どもたちからは声をかけにくいのではないでしょうか。そろそろいいかなと思うのであれば、会いたい気持ちを伝えて、「私たち、ワクチンを打ったから」とか、「感染対策をきちんとしているお店でお祝いしない? 費用は少し負担するわよ」などと、親のほうから声をかけてみてはいかがでしょうか。

なお、お祝い金やお祝い事の費用の負担について、無理は禁物です。後々、「もうこんなに出せない」と悩まないよう、「いつも1万円」と金額を決めておくなど、気持ちよく続けていける方法を見つけましょう。

※この記事は「ゆうゆう」2023年3月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

監修者

現代礼法研究所主宰

岩下宣子

共立女子短期大学卒業。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏のもとでマナーを学ぶ。1985年、現代礼法研究所を設立。多数の企業や公共団体などでマナーの指導、研修、講演、執筆活動を行う。NPO法人「マナー教育サポート協会」理事長。『美人のことば練習帖』(三笠書房)、『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(KADOKAWA)、『書き込み式おつきあいを大切にする安心メモリー帖』(池田書店)、『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)など、著書、監修書多数。

共立女子短期大学卒業。全日本作法会の内田宗輝氏、小笠原流の小笠原清信氏のもとでマナーを学ぶ。1985年、現代礼法研究所を設立。多数の企業や公共団体などでマナーの指導、研修、講演、執筆活動を行う。NPO法人「マナー教育サポート協会」理事長。『美人のことば練習帖』(三笠書房)、『40歳までに知らないと恥をかく できる大人のマナー260』(KADOKAWA)、『書き込み式おつきあいを大切にする安心メモリー帖』(池田書店)、『冠婚葬祭マナーの新常識』(主婦の友社)など、著書、監修書多数。

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