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【ガーデニング】一年中花が咲く庭は【多年草】選びから。初心者でも育てやすい多年草7選

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光武俊子

手間のかからない大きな花【シャクヤク】

「立てばシャクヤク~」と、美人の形容詞に使われる華やかさを誇ります。冬は地上部が消え、春に赤い芽をツンツンと現わしてあっという間に大きな花を咲かせます。日当たりよく水はけのよい場所に腐葉土をすきこんで育てれば、栽培の手間はあまりかかりません。

バラを引き立てる下草に【サルビア・ネモローサ】

ここ20年ほどに出回るようになったサルビアで、ひとつずつの花は小さいものの濃い紫の花が直立する花茎にびっしりとついて鮮やかです。晩春から初夏に咲き、ピンクのバラと相性バツグンでよく引き立て合います。冬は地上部が枯れる宿根草で、春にまた芽吹きます。

日陰の庭でも美しい葉群が楽しめる【ホスタ】

日本に自生するギボウシですが、欧米に渡り大人気となって多くの園芸品種が誕生しています。晩春~初夏に淡い紫色の花を開花するものの、庭にあっては美しい葉の存在が貴重です。日陰でも年々大きな株に育って見ごたえがあります。冬は地上部の枯れる宿根草です。

一年草と組み合わせて一年中花を咲かせよう

多年草はパンジー&ビオラのように開花期の長いものはありませんが、植えたままで毎年咲いてくれるので手間がかかりません。また、ホスタやオダマキのように葉群の美しいものがあり、花のない時期も庭をきれいに彩ります。

開花期の長い一年草と組み合わせると、一年草を年に2回植え替えるだけで一年中花の咲く花壇をつくることもできるのです。

ただ、クリスマスローズのように根がよく張るものは鉢の植え替えが必要で、シャクヤクなどは数年ごとに株分けすることで健やかに育ち、株数もふやせます。基本は植えっぱなしで咲く多年草ですが、それぞれの特性によってちょっとしたお手入れをしながら、長く育ててまいりましょう。

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