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驚きの77歳! 谷玉惠さんが57歳から始めた、のどにいい週1のルーティンとは

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池内かずこ

「お尻アップ体操」を考案・指導する谷玉惠さんは、いま77歳。ミス・インターナショナル日本代表に選ばれた19歳のときからほぼ変わらない体型をキープしています。年齢をまったく感じさせない若さと美しさを保っているわけは? その理由を知りたくて谷さんのルーティンを教えていただくシリーズ。「筋トレ」「ウォーキング」に続く第3回は「シャンソンとフランス語」です。

PROFILE
谷 玉惠さん
(たに・たまえ)1945年東京都生まれ。19歳のとき、ミス・インターナショナル日本代表に選ばれる。1985年東京・青山にTAMAE・ヘルス&ビューティ研究所を開業。骨盤のゆがみを改善する整体・鍼・ダイエット体操等の指導を行う。2016年、古希を機に教室を閉じ、現在は、フリーランスの鍼灸治療家、健康運動指導士として執筆、講演、訪問治療等に、幅広く活躍。

シャンソンを続けて20年。コンサートも3回開催

「シャンソンを始めてからもう20年くらいになりますね」

今、シャンソンはマチュア世代の先輩方の間で静かな人気を呼んでいますが、谷さんは57歳からレッスンを始めて、現在でも続けているベテランです。
「自分の声、好きじゃないけれど、シャンソンには向いているみたいですね」

フランス語で歌ってくださったシャンソンの一節は、プロ顔負け! よく通る低音の声はちょっとハスキーで、昭和の頃に一世を風靡したシャンソン歌手の越路吹雪さんを彷彿とさせます。

シャンソンに惹かれた理由の一つは、30代の頃、1年間フランスのニース大学に留学していたことがあり、フランス語に親しんでいたからだとか。

「フランス語は日常会話はできるのですが、使っていないとサビついてくるので、フランス語でシャンソンを歌えたらいいなあ、と思っていたんです。以前、司会業をしていた関係で、アナウンスアカデミーを卒業し、発声練習はしていたのですが、1つのジャンルに絞った歌を本格的に習ったことはなかったんです」

そんな矢先、50代でシャンソンの先生との出会いがありました。
「テニス仲間の関係者に、男性のシャンソンの先生がいらしたんです。ロイヤルナイツというグループの元メンバーだったその方のシャンソンを初めて聴いたとき、その声がとっても素敵で、魅せられてしまったの。早速紹介していただいたらすでに生徒さんがいっぱいだったんですが、なんとかレッスン生として入れていただきました」

谷さんが今まで歌ってきた中で、だれもが知っている曲名を挙げていただくと――。
「エディット・ピアフの『愛の讃歌』や『パリの空の下(Sous Le Ciel De Paris)』など、日本でも越路吹雪さんなどが歌ってヒットしたおなじみの曲もいろいろあります」

しっとりとしたシャンソンのほか、声を張り上げて歌うのも好きな谷さんは、カンツォーネもレパートリーに加えているそうです。

「週1回、先生がしっかり教えてくださったので、習い始めて3年目の60歳のときに自ら“還暦祝いコンサート”を開いちゃったんです」

谷さんは「図々しいわね」と笑いますが、そのすばらしい行動力!
その後も65歳、70歳と5年ごとにコンサートを開き、70歳で一区切りにしたそうです。

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