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寝室に最適な湿度は? 寝室に置きたくないモノは? 睡眠専門医に聞いた、快眠のための睡眠グッズ

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雑誌「健康」編集部

【寝具】ベッドのマットや敷き布団は 立つときと同じ姿勢をキープできるものを

就寝中は体の全体重をベッドマットや敷き布団が支えます。体に合っていないと、睡眠の質を左右するのはもちろん、肩こりや腰痛の原因にもなります。

理想は、自然に美しく立っているときと同じ姿勢をキープできること。後頭部から首や腰にかけてと、胸から腰にかけての背骨の2カ所がS字型カーブを描く硬さのベッドマットや敷き布団がベストです。

立った姿勢のときのS字カーブの曲がり幅は4〜6㎝ほどですが、寝た姿勢のときは2〜3㎝を目安にすると、体への負担が最も少なくなります。やわらかすぎると胸や腰が沈み込んで体への負担が大きく、硬過ぎても血行が悪くなってよくないため、適度な硬さを選びましょう。

理想の寝具選びのポイント

体重によって、ぴったりな硬さは異なるので、試してから購入するのがベター。

適度な硬さの場合

寝たときに全身の力がスーッと抜けるような感覚がある。背中から腰にかけてぴったりフィットし、腰に違和感のないものが理想。

やわらかすぎる場合

寝たときに包み込まれるようなリラックス感があるマットは、やわらか過ぎ。背骨が曲がり過ぎるため、腰痛の原因になることも。

硬過ぎる場合

マットの上で体がスッと伸びて、姿勢がよくなるような感じがあるときは硬過ぎ。接触部分の血流が妨げられ、入眠しにくくなる場合も。

睡寝る姿勢は「大の字」がおすすめ

眠専睡眠に適した深部体温に調整するためには、寝る姿勢は「あお向けの大の字」が最適。体が圧迫されないため、血行がよくなり、手足の先から熱がスムーズに放出されます。ただし、いびきをかきやすい人、睡眠時無呼吸症候群の人やその兆候が見られる人は横向きの姿勢で。

眠るためのベストな寝室の環境とは

寝室の理想はテレビやパソコンなどを置かず、「眠るためだけの部屋」とすること。特に寒い時期は、窓際は結露で湿気がたまりやすいので、ベッドや布団は窓から少し離します。外の騒音が気になる場合は、厚めのカーテンとレースカーテンを二重にすると、軽減されます。

・寝室にテレビやパソコンは置かない
・ベッドや布団は窓から10cm以上離す
・部屋の明かりは、蛍光灯より暖色系の光に
・カーテンは遮光タイプに
・朝日の入りやすい東向きに窓があるとベター
・室温は、夏は25℃前後、冬は18℃前後
・湿度は50~60%が最適

睡眠マネジメントに アプリやデバイスを活用!

睡眠の深さなどをモニタリングし、いびき対策などを知らせてくれるスマホアプリや、アプリと連携して毎日の睡眠の状態を記録してくれるウエアラブルデバイスなどが増えています。スマートウオッチのほか、指につけるだけで睡眠状態がわかるスマートリングなども人気です。


※この記事は「健康 」2023年春号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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監修者

RESM(リズム)新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニック理事長

白濱龍太郎

筑波大学卒業、東京医科歯科大学大学院修了。同大学睡眠制御学快眠センター等での臨床経験を生かし、総合病院等で睡眠センターの設立、運営に携わる。それらの経験を生かし、睡眠、呼吸の悩みを総合的に診断、治療可能な医療機関を目指し、2013年に、RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニックを設立。最新の医療機器を導入し、日本睡眠学会認定施設として専門医療を提供している。『人生が劇的に変わる睡眠法』(プレジデント社)など著書も多数。

筑波大学卒業、東京医科歯科大学大学院修了。同大学睡眠制御学快眠センター等での臨床経験を生かし、総合病院等で睡眠センターの設立、運営に携わる。それらの経験を生かし、睡眠、呼吸の悩みを総合的に診断、治療可能な医療機関を目指し、2013年に、RESM新横浜 睡眠・呼吸メディカルケアクリニックを設立。最新の医療機器を導入し、日本睡眠学会認定施設として専門医療を提供している。『人生が劇的に変わる睡眠法』(プレジデント社)など著書も多数。

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