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もう衣替えはしなくていい!【すっきり収納】のコツ。エッセイスト 金子由紀子さんの【持たない暮らし】

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ゆうゆう編集部

STEP③ バリエーションを増やす小物は多めに

小物を使い分けて、イメージを変える!

いくら組み合わせやすいといっても、無地や定番の洋服をただ着るだけでは味もそっけもありません。華やかさをプラスするため、スカーフやストール、ピアスやネックレスなどの小物は多めに持つようにしています。

外出先や気分、天気などで小物を使い分ければ、同じ服でもイメージが変わり、気分もアップ。アクセサリーなどはたくさんあっても場所をとらないので、あれこれ試して楽しんでいます。

帽子

骨格がストレートタイプの金子さんに似合う帽子は、ベレー帽。大好きなグリーンがここにも!

ネックレス

ネックレスは、装いの表情を変えてくれる便利なアイテム。明るくカラフルな色を意識して選択。

スカーフ

白や紺のブラウスも、首まわりに鮮やかな色のスカーフを巻くと、パッと華やいだ印象になる。

STEP④ 引き出しは「ずらし置き」で、衣替えなし

「立てる」より「ずらす」ほうが実用的 雑誌などで、洋服をたたみ「立てる収納」をよく見かけます。確かに見た目が美しく、たくさんしまえますが、1着抜くと必ず崩れるのが欠点。そのつど直すのはストレスです。
 
そこで私は、たたんだ服を少しずつ「斜めに重ねてずらす収納」にしました。種類が違う服でも厚さを気にせず置け、出し入れがラク。持っている服もパッと見てわかります。

この方法で、春夏もの、秋冬もの、趣味のもの、それぞれ引き出し一段に入るだけの数を持つのがルール。衣替えの手間がないのも◎。

春夏もの

春夏は、気楽に着られてじゃぶじゃぶ洗える綿素材のTシャツやワンピースなどが中心。

秋冬もの

トップスはニット6着、ベスト2着。「ボトムスやコートとの組み合わせをあれこれ考えるのが楽しい」

趣味のもの

変わりやすい山の天気で困らないように、登山ウエアの用意は万全に。水泳用は水着2枚程度。

服がきつくなったら……

本当にお気に入りばかりなので直して着続けます

プロフィール
金子由紀子
かねこ・ゆきこ●1965年生まれ。エッセイスト。一人暮らしの学生時代から、少ないもので楽しく暮らすノウハウを構築。出版社での書籍編集者を経て、フリーランスに。『暮らしも人生も整う!クローゼットの引き算』(河出書房新社)、『持たない暮らし』(アスペクト)など著書多数。

※この記事は「ゆうゆう」2023年5月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

ゆうゆう2023年05月号

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