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お金をかけずに「見た目」を改善する方法は? 坂東眞理子さんのすっきり人生相談

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ゆうゆう編集部

仕事、健康、人間関係、親の介護、老後のお金……50代からの人生には不安や迷いがいっぱい。そんな私たちに「ウィメン・ビー・アンビシャス。自分で自分の人生に責任と覚悟をもって生きていこう」とエールを送ってくれる坂東眞理子さんが、皆さんのお悩みを解決します。

©️廣江雅美

プロフィール
坂東眞理子
ばんどう・まりこ●1946年富山県生まれ。東京大学卒業後、総理府(現内閣府)入省。埼玉県副知事、オーストラリア・ブリスベン総領事、内閣府初代男女共同参画局長などを務め、退官。現在、昭和女子大学総長。『女性の品格』『70歳のたしなみ』『幸せな人生のつくり方』など著書多数。

相談1
夫が家事を手伝ってくれない

夫に家事を少し手伝ってと言ったら、「お前は半日しか働いてないから駄目だ」と言われモヤッとしています。去年、私が入院·手術をして2週間家をあけたときは、家事(洗濯と掃除のみ。ご飯は外食)を自分でしていましたが、私が退院して帰ってきたら、また何もしなくなりました。
(58歳·パート勤務)

まずは夫の得意な家事から。ほめてのばしましょう

夫に成功体験を与えて

夫の価値観を変えるのは大変です。なぜなら今までの日本において、男の子は「とにかく稼げばいい」「お金を稼げば他のことは全部母や妻がやってくれる」という育てられ方をしてきたから。男性は有償労働だけやり、無償労働はしないという価値観が植えつけられている。本来は両方できて初めて一人前の人間だと私は思いますが、あなたの夫のように「お金にならないことはしない」という男性は多いのです。

でも、妻の入院中に洗濯と掃除をしていたのなら、やればできるということですよね。それならば、まずは夫の得意なこと、洗濯や掃除をやってもらいましょう。やってくれたら「きれいになったね」「すごいすごい」とほめて、夫に成功体験を与えます。

そこまで誘導してもやってくれないならば、強硬手段に出るしかありません。たとえば、親の介護で実家に行かなければならない、子どもの育児を手伝いに行くなど口実をつくり、強制的に1、2週間家を留守にしてみては。

「家のことはどうするんだ」と言われたら、「私が入院したと思ってね、よろしくね」でOK。そして、帰ってきたときに家事をやってくれていたら、しっかりほめてあげることです。

先々のためにも、夫の家事力を上げるのは今。実力行使でいきましょう。

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