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プレゼントや宅配便で、気軽にひとこと添えたいときに【榛原の蛇腹便箋】が重宝する理由

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小日向 京

子どものころ、お気に入りの消しゴムやをえんぴつを、かわいい筆箱に入れて持っていたマチュア世代のみなさんも多いのではないでしょうか。文字と文房具に並々ならぬ関心と愛情をもつ、文具ライターの小日向 京さんに、文房具について語っていただきます。なつかしい文房具にほっこり。そして新しい世界が広がります!

メールやメッセンジャーで言葉や文章を伝えることが主流となった昨今、便箋にペンで文字を書いて手紙を綴る機会はずいぶん減ってきたように思われます。

はるか昔、筆者が小学生だった頃には、クラスメイトと学校で手紙の交換をすることが常でした。

『宿題終わった~ 今日も一日がんばろう!』とか、『体育でとびばこ できるかなあ(跳び箱と困った顔の絵を添える)』とか、『今度いつ遊ぶ?』とか、きわめて他愛のないことを少し書いて、そのクラスメイトとは今教室で会っているのにもかかわらず渡し、また相手からも渡されたりしていました。

その手紙はたいてい便箋や紙片を変わった折り方にしたり、小ぶりの封筒に入れてシールで封をしたりして、あらたまった話や悩みごとなどがあると枚数も増え、家の机の引き出しや道具箱には絶えずいくつものメモ用紙やレターセット、シール類を用意していたものです。

この習慣は、現代のLINEなどメッセンジャーの役割を担っていたのだなとしみじみします。

今もなお、「これは手書きで一言添えよう」「手書きで手紙を綴ろう」となる機会は多々あります。現代では主に以下のような場面でしょうか。

①プレゼントを渡す
②宅配便で荷物を送る
③メールでは差し障りのありそうな「重みのある用件」を伝える
④相手がデジタルデバイスを使っていないか、一時的にその環境にある
⑤自分が④の状態にある

この中で③については、便箋・封筒・筆記具選びから文面まで状況に応じた細かい工夫が必要となるので、今回は割愛します。

その他の状況で「迅速に一筆したため、心を伝えたい」という時、いざその場面になると、何かちょうどいい便箋はあったかしら? ボールペンというのもちょっと風情に欠けるかも知れない……と、道具選びでタイムラグが生じてしまうことがしばしばあるものです。

そんな時のためにもおすすめしたいのが、榛原(はいばら)の「蛇腹便箋 レターセット」です。

こちらは蛇腹状に折りたたまれた便箋に縦型の封筒10枚がセットになったもので、いろいろな柄が用意されており、「蛇腹状の便箋」には、折り目ごとにミシン目加工の切り取り線がつけられています。

このように延々と蛇腹が続きます。その数、90枚。
1枚で切り取れば短冊状の一筆箋型となって、前述の②宅配便で荷物を送る時の一言メッセージに適しています。①プレゼントを渡す時に使うようなら、2枚つづきで内側に折り、開いてメッセージを見せる、という使い方も良さそうです。

付属の封筒に入れても、他の封筒を用意してもなじみます。

そしてある程度行数を使う手紙なら、書き終えたところで切り取ればOK。横長「1枚」の便りに仕上がります。

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