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【おとなりに銀河】一郎(佐野勇斗)の名言「自分と違う人がいるから、逆に自分もいていいんだなって」に、しおりも視聴者も共感

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marumi

“姫”という立場や契約に縛られ、他人と、そして一郎とも違うことに怯え、自分さえ信じることができなかったしおり。一方の一郎は、母親とうまく折り合えなかったり、父親を早くに亡くし、若くして幼い妹弟を養う一家の大黒柱になったり、連載中の漫画が打ち切りになったり……。縛られるどころか、波乱万丈、思いがけないこと、うまくいかないことだらけの人生を送ってきた。

だけど、そうした出来事にたじろぎながらも生真面目に向き合い、ひとつずつ乗り越えてきたからこそ、しおりの不安に寄り添い、心に響く言葉がかけられるのだろう。一郎も、しおりも、そして視聴者も、いまの自分のままを受け容れて生きていい、と気づかされる。一郎くん、ありがとう‼

縁側で一郎としおり、ふたりきりで肩を並べて語らうこのシーンの長さはなんと8分間! 交互にアップになるふたりの顔の表情が、演技のすべてだ。役者としての力量を試されるむずかしい場面を見事に演じきった佐野勇斗さん、八木莉可子さんの緊張感と成長がビシビシ伝わってくる。特に、佐野勇斗さんの表情の豊かさには大注目。おどけた笑顔とシリアスな表情の振り幅の大きさは、持って生まれた役者としての宝物に違いない。

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