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【ルッコラ】の栽培方法と活用アイデア2選|桐原春子さんの育てて楽しむハーブ生活

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ゆうゆう編集部

「ハーブは暮らしに役立ててこそ、楽しい!」と話すのは、長年にわたってハーブを育て、その利用法を研究してきた桐原春子さん。本連載では、毎回1種類のハーブを取り上げ、栽培方法や活用方法、歴史などを教えていただきます。第1回は【ルッコラ】です。

桐原春子さんのハーブの寄せ植えは【ガーデニング】5〜6月が植えどき! 料理に活躍するハーブの寄せ植えをご覧ください。

園芸初心者でも育てやすい【ルッコラ】

食卓に登場した当初は珍しかったルッコラも、今ではすっかりおなじみのクッキングハーブになりました。

寒さに強く、栽培は容易! 自分で栽培すれば惜しみなく利用でき、育てる楽しみも味わえます。

別名/キバナスズシロ(和名)、ロケット 
科名/アブラナ科
性質/一年草 
草丈/20~80㎝

ごまの風味で一躍人気のハーブに

ルッコラは地中海沿岸地方が原産で、茎や葉にごまのような香りと軽い辛みがあるのが特徴。ロケットという呼び名もありますが、近年は主にサラダ用としてイタリア語のルッコラの名で日本中に出回っています。

「日本ではまだ珍しかった頃、イタリアやイギリスでルッコラの味を知り、ごまの風味に驚いたことを覚えています。ピザにトッピングされたり、ロンドンの和食店ではのり巻きのようにルッコラを巻いた料理に出合いました」と桐原春子さんは振り返ります。

フレッシュな葉と茎をサラダやサンドイッチに加える他、ペーストやソースにも利用しやすく、おひたしやみそ汁などに使うこともできます。

「近縁種にワイルドルッコラとも呼ばれる多年草のセルバチコがあります。香りと辛みがより強く、こちらもルッコラと同様に利用できます」

ルッコラ

セルバチコ(ワイルドルッコラ)

虫がつかない秋まきがおすすめ

ルッコラは苗も購入できますが、春か秋にタネをまいて育てることもできます。桐原さんは秋にタネをまき、害虫の被害が少ない冬に新鮮な緑を愛でながら、収穫を楽しんでいます。

「ルッコラは寒さに強く、関東以西の暖地なら冬でも30センチほどに生長します。伸びてきた葉を摘み取って使いますが、若い葉は苦みが少なく、冬場の鍋物の具にもおすすめです」

栽培は日当たりのよい、少し湿り気のある場所が適地。タネは鉢やプランターに直まきできます。

「たくさん収穫したい場合、茎が伸びだしたら先をつまむ摘芯をするとわき芽が出て葉がよく茂ります。花をいくつかそのままにしておくと、さやがはじけてこぼれダネでも自然に増えます。園芸に不慣れな方でも栽培しやすいハーブだと思います」

花を食用にしてもOK

バスケットに入れたルッコラの苗を、日当たりのよい場所に置きました。柔らかい葉を、適時収穫しながら育てます。

春には茎が長く伸び、淡いクリーム色の花を咲かせます。筋が入った4弁の花はすっきりと愛らしく、エディブルフラワーとしても使えます。

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