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勤続30年のLicaさんのキャリア術。金融機関で私らしく働く方法とFP資格取得&平屋を建てる

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マチュアリスト編集部

マチュア世代のみなさんは、「私らしく働く」ということをどうとらえているでしょうか。自分らしく暮らしつつ、ひとりで家計を支えている素敵な女性にお話をうかがった書籍『私らしく、働くということ』から、金融機関で約30年、会社員を続けるLicaさんを紹介しましょう。「定年までは今の仕事を。退職後に何ができるか、少しずつ考えます」というLicaさんです。

profile
Licaさん
年齢:50代
職業:会社員(金融関係)
家族:ひとり暮らし
住まい:持ち家一軒家

work 私と仕事

カレンダー通り、定時退社。予定を立てやすいです

Licaさんは1994年に新卒で入社した金融関係で今も働き続けています。
「もう勤続30年ほど。仕事を通して多くの人に出会い、たくさんのことを学んで刺激を受けてきました」

今の仕事内容は窓口業務。
「残業はありません。カレンダー通りの休みなので、予定が立てやすいですね。働き方改革が進んでからは、有給休暇もとりやすくなりました。月に1回は休みをとり、カフェ巡りをするのが楽しみです」

もちろん、仕事は楽しいことばかりではありません。でも「成長するため、人生を充実させるために必要なこと。働いているからこその達成感を、今後も味わっていきたいです」。

work,past&future 仕事、これまでとこれから

新卒で入社。あっという間に30年です

入社後はさまざまな仕事に従事してきましたが、現在は窓口業務を担当。デスクワークです。会議や研修もオンラインのため、外に出ることはありません。

「ここ数年で仕事面でもIT化が進み、ついていけず不安になることもあります」

変化を恐れず、挑戦する心づもり。 定年後も働き続けたい

社会の変化のスピードについていくため、新しいことを恐れず”とりあえずやってみる”精神を常に持っていたいと話すLicaさん。

「42歳のとき、ファイナンシャルプランナーの資格をとりました。仕事はもちろん、自身の老後計画のためにも役立っています」

老後については、定年まで今の仕事を続けることは決めています。

「できればその後も働きたい。でもずっと同じ仕事をしてきたので、自分に何ができるかはまだわかりません。今からゆっくり考えていくつもりです」

life&money 暮らしとお金

小さな平屋を建てました。 老後資金は投資で賄うつもり

Licaさんが老後をリアルに感じ始めたのは40代後半に差し掛かったとき。
「このまま結婚しないでひとりかも?と考えました。将来、年金暮らしになったときに家賃を払っていけるだろうか。今ならまだ年齢的にも住宅ローンを完済できると思い、家づくりを計画し始めたのです」

小さな土地を探したものの、予想以上に高くて難航。
「結局、実家の農地を無償で借りて建てました。めざしたのは骨太な平屋。初期費用は高くても、維持費や修繕費が低い家です」

住宅ローン完済に加え、今はiDeCoとつみたてNISAとポイント投資信託で先取り投資。残ったお金でやりくりしています。

ふるさと納税でインテリアを充実

小さな家なので、ものは多く持たず本当に気に入ったものだけで暮らしています。ほしいものがあれば、ふるさと納税で探すのが定番。写真は長野の三久工芸のあけびかご。

青森ヒバの風呂ふた。

秋田曲げわっぱのせいろやおひつなど。

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