私らしく生きる 50代からのマチュア世代に

人気記事ランキング 連載・特集

【らんまん】万太郎(神木隆之介)と寿恵子(浜辺美波)に田邊(要潤)がどう絡んでいくのかにも注目!

公開日

更新日

田幸和歌子

しかし、波多野はそんな万太郎を見て「なんか、ものすごく便利な人が来ましたね」とニヤニヤ。面倒な作業から解放される一方、実は自身の学びの機会を万太郎の出現によって奪われていることに気づかないのが、非・天才の悲しさでもある。

そんな中、万太郎は白梅堂で寿恵子(浜辺美波)に好きな植物を尋ね、ボタンと聞くと、田邊の部屋にあったボタンを拝借し、絵を描き始める。

その絵の精巧さに驚いた田邊は、万太郎が幼い頃から植物の絵を模写しまくってきたことや、自身が影響を受けたジョン万次郎(宇崎竜童)と万太郎の接点を知り、ますます万太郎を歓迎する。その様子を学生や大窪、さらに徳永が眺める様子が引きで映し出される。共鳴し合う田邊と万太郎の熱量と、そんな2人を取り巻く周囲の温度がグングン下がっていく対比の残酷さ、妬みや嫉みに変化しつつある切なさ。しかも、天真爛漫な万太郎はそんな周囲の目に全く気付いていないようだ。

そして、万太郎からボタンの絵をもらった寿恵子は、田邊の名を聞くと、驚いた様子を見せる。叔母・みえ(宮澤エマ)から鹿鳴館の開館に向け、ダンスを習わないかと誘われた際、鹿鳴館に深く関わる人物としてその名を聞いていたためだ。

万太郎と寿恵子はそれぞれ異なる道ながら、「まだ見ぬ世界」への憧れを抱く求道者同士。二人の接点・田邊が今後二人にどのように絡んでいくのかにも注目したい。

知ってる? PR

50代から「ペントハウス」にハマる理由とは?

50代から「ペントハウス」にハマる理由とは?

タワマンに住む富裕層の欲望が渦巻くサスペンス。韓国ドラマ「ペントハウス」が話題です!奇想天外な物語になぜハマる?トップブロガー 中道あんさんがひも解きます。

詳細はこちら

PICK UP 編集部ピックアップ