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【ラヴェンダー】の栽培方法と活用アイデア2選|桐原春子さんの育てて楽しむハーブ生活

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ゆうゆう編集部

「ハーブは暮らしに役立ててこそ、楽しい!」と話すのは、長年にわたってハーブを育て、その利用法を研究してきた桐原春子さん。本連載では、毎回1種類のハーブを取り上げ、栽培方法や活用方法、歴史などを教えていただきます。第5回は【ラヴェンダー】です。

本連載の他、桐原春子さんの記事は桐原春子さんの育てて楽しむハーブ生活をご覧ください。

みんなに愛されるハーブ【ラヴェンダー】

素晴らしい香りで、多くの人に愛されるラヴェンダー。クラフトやブーケに使えば、
指先にまでよい香りが移るようで幸せな気分に。

花もきれいでガーデニングにも最適です。

科名/シソ科 
性質/常緑小低木 
樹高/30~50㎝

心身に安らぎをもたらす素敵な香り

花や茎葉に強い芳香成分をもつラヴェンダー。香りには鎮静・鎮痛作用があるとされ、採取した精油は日用品、化粧品、アロマセラピーなど幅広い分野で利用されています。

「食用や浴用として使えるのはコモンラヴェンダー(イングリッシュラヴェンダー)で、オイルやビネガー、はちみつに花穂を漬け込んで香りを移します。ティーにも使えますが、香りが強いのでほんの少量にするか、ミントなどと混ぜて使うといいでしょう。花粒を入れたアイスキューブはさわやかで夏におすすめ。頭痛のときには精油を首筋に塗ったりもします」と、桐原春子さんからは利用法が次々に飛び出してきます。

ラヴェンダーは花も葉も非常に美しく、桐原さんはブーケやクラフトなど日々の暮らしを彩るアイテムにもフル活用しているそう。

「ポプリ、押し花、染色、キャンドル、コラージュなど、楽しみは無限に広がります。これらはコモンラヴェンダー以外の種類でも大丈夫ですし、ラヴェンダーは乾燥しても香りが強く残るので、ドライでも十分に楽しめます」

日本の高温多湿な気候は苦手

メリットの多いラヴェンダーですが、栽培するには少し工夫が必要。

「地中海沿岸が原産で乾燥した気候を好み、南仏などでは乾燥した山の小石まじりの土地でよく育ちます。なので高温多湿の日本の夏は苦手。植えるには日当たりと風通しのよい、乾燥した小高い場所を用意しましょう。無理なら、鉢植えにして適所を移動させながら育てるのがおすすめです。花後は軽く刈り込んで蒸れを防ぎ、晩秋にも株を強めに丸くカットして形を整えます」

コモンラヴェンダーが代表種

もうすぐ満開のコモンラヴェンダーを鉢植えに。

コモンラヴェンダー(下の写真では一番左)の他にも多くの種類があり、花穂の上にリボンのような苞葉をもつフレンチラヴェンダー(ストエカス系。下の写真の真ん中の2種)や、繊細な風情のレースラヴェンダー(プロテストエカス系。下の写真の一番右)も人気です。

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