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【素敵な大人のお金の話5】家事と暮らしの研究家 中山あいこさん|お金の余裕は心の余裕。お金は可能性を広げてくれるツールです

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マチュアリスト編集部

シンプルで心地よい暮らしを綴るブログで人気の、家事と暮らしの研究家 中山あいこさん。コロナ禍をきっかけに再就職をしたので、会社員プラス個人事業主のハイブリッドな働き方に。多忙な毎日を送るなかでも、家計を自動管理したり、最新家電やアートメイクで手間と時間を省いたり。仕事も家事も子育ても楽しみながら、心地よく暮らす知恵がたくさんあります。

中山あいこさん(家事と暮らしの研究家 兼 会社員)
年齢:40代
同居家族:息子(10代)、娘(小学生)
住まい:マンション(賃貸)

私の家計管理|お金の流れはできるだけ自動化。支払いはデビットカードメインです

私にとって、お金は人生の選択肢を広げてくれるツールです。

ただお金がたくさん欲しい、たくさん貯めたいのではありません。お金はただの紙であり、数字。使うことで初めて価値が生まれるものだと思っています。

この考え方は実は片づけと同じ。見た目をきれいにすることが目的ではなく、片づけをしてすっきり整った部屋で心地よく暮らすことが最も大切です。

日々の暮らしは、最低限の食べ物と衣類があり、雨風をしのげる家で清潔に暮らせるだけのお金があれば十分かもしれません。ただ、それ以上のお金の余裕が持てたら、暮らしの自由度が広がっていくと思うのです。行きたい場所へ行くことができ、欲しいものを手に入れることができます。お金は、自分や大切な人の希望を叶える力となってくれます。

そして、仕事でいただくお金はありがたい気持ちで受け取り、お支払いするときはお礼の気持ちを込めて使います。お金はうれしい、感謝の気持ちを表すツールでもあります。

家計簿は細かくつけていた時期もありましたが、出費項目やお金の流れを把握できたので今はつけていません。支払いはほとんど電子決済。外での買い物はデビットカードを使うようになりました。クレジットカードのように1、2カ月遅れにならず即引き落としなのでわかりやすく、現金とほとんど同じように使えます。

面倒なことは続かない性格のため、お金の流れはシステム化。無料の自動振り込みサービスを駆使して、貯蓄・支払い・投資は手間をかけずに行っています。

2021年11月現在

食の工夫|質のいい食事で健康を優先します。有機野菜なら皮ごといただけます

食材の買い物は、パルシステムが中心です。いちいち買いに行かなくても自宅に届けてくれるし、よく注文する商品を登録すると自動的に買い物かごに入れてくれるため家事の時短になっています。

食費を削ることはあまり考えていません。健康を保つためには質のいい食事をすることが大切だと思っています。ちょっと高い食材を選ぶよりも、買ったのに腐らせる、使いきれないものを購入するほうが無駄。

野菜や果物は、有機にすれば皮ごといただけるので結局は節約になると思っています。皮部分は栄養価も高いので、捨てるのはもったいない! カレーなどは皮つき野菜で作ります。りんごは皮ごと切っていただきます。

パルシステムが届いた日の冷蔵庫。あるものを使いきる工夫をすれば、自然と節約に。冷蔵庫はパルシステムが届く前日に空っぽになるよう心がけています。

豆つきもやしで作るナムルは簡単でおいしい

安くて栄養価の高い豆つきもやしはよく使います。電子レンジで加熱し、ごま油、しょうゆ、鶏ガラスープのもと(顆粒)、塩、白ごまであえたナムルは副菜の定番。焼いたお肉や卵などを足してビビンバ丼にすることも。

豆苗はコスパのいい食材。育てやすい工夫もしています

もやしのナムルに入れることも多い豆苗。安価で再栽培できるため、頻繁に購入します。茎をカットするくらいの高さでパッケージに切り込みを入れるのがコツ。下半分の袋を残すことでそのまま2回目の栽培ができます。

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