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【ガーデニング】ラヴェンダー、ミントなど香り高いハーブを、美容や暮らしに活用するアイデア

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ゆうゆう編集部

ラヴェンダー、ミント、クスノキなど、香りのすばらしいハーブは、その香りを生かして生活に幅広く役立てることができます。ここでは園芸研究家の桐原春子さんに、ラヴェンダーなど5種類のハーブを、美容や暮らしに活用する具体的な方法を提案していただきました。

香り高いハーブは、美容や暮らしに積極的に活用して!

「ハーブの魅力は、さまざまに活用できること。育てたハーブをどうやって暮らしに役立てるか、それを考えるのも楽しみの一つ」と話すのは、長年にわたってハーブを育て、その利用法を研究してきた桐原春子さん。「一つの鉢に数種類の苗を植える寄せ植えがおすすめ」とも言います。

第3回では、香りのよい6種のハーブの寄せ植えを提案していただきました。

【ガーデニング】さわやかに暮らしたい季節にぴったり! 香りを楽しむハーブの寄せ植え

今回はその中の4種のハーブ(クスノキ、ラヴェンダー、ペパーミント、ポットマリーゴールド)とローズマリーを、美容や暮らしに活用するアイデアをご紹介します。

ご紹介した方法を参考に、他のハーブで試してみるのもおすすめです。

ハンドバスなど、ハーブが肌に触れる場合にアレルギーが心配な人は、ハーブの浸出液を二の腕の内側に塗りつけ、1、2時間観察。赤く反応したら、使用しないほうがよいでしょう。

ハンドバス

肌荒れに効果があるとされるポットマリーゴールドと、鎮静効果のあるラヴェンダーを熱いお湯に入れ、有効成分を浸出させます。
香りと色合いも素敵で、手を浸せばリラックスでき、心身の疲れが消えていくようです。フットバスも同様の方法で行います。

材料と作り方

❶湯を沸騰させ、5分ほどおいてから洗面器に入れる。
❷①にポットマリーゴールドの花びらと、半分に折ったラヴェンダー(ドライ)の花茎を好みの量入れてしばらくおく。
❸手が入れられる温度になったら、両手を入れてゆっくりと浸す。

ワードローブサシェ

クローゼットや引き出しに入れておくと、衣類にほんのりと香りが移るサシェ。
防虫効果が期待できるクスノキを中心に、さわやかな香りのペパーミントとラヴェンダーをプラスしました。
タイムやローズマリーを加えても。

材料と作り方

❶ペパーミント、クスノキ、ラヴェンダー(いずれもドライ)を合わせたものを1カップ強用意し、化繊綿適量で包み込む。
❷15~16㎝角の布袋に①を入れ、袋の口を縫い閉じる。
❸好みで吊り下げ用のリボンや、飾り用のリボンを袋に縫いつける。

モイストポプリ

フレッシュまたはドライのハーブや花を粗塩に混ぜたり、上にのせたりして作るのがモイストポプリ。
塩の力でより香りを高め、また香りを長持ちさせてくれます。

素材が乾いてきたら、別の素材に差し替えたり、乾いた素材を集めてドライポプリを作ったり自由に楽しんでください。

今回のローズマリーとレモンの組み合わせは、脳を活性化させる働きがあるという報告もあり、ミントは気分をすっきりさせてくれます。

香りをより高めたいときは、使用したハーブのエッセンシャルオイルを数滴たらしてみて。

材料と作り方

❶平皿に適量の粗塩を敷く。好みで粗塩にローズマリーの葉を混ぜ込んでもよい。
❷①の塩の上にポットマリーゴールドの花、ローズマリー、ペパーミント、ポットマリーゴールドの花びら、好みの形に切ったレモンの皮を、好みのデザインに配置する。

この記事を参考に、ハーブを暮らしに積極的に活用してみてください。

次回は、香りを楽しむハーブを使ったクラフトをご紹介します。

撮影/川部米応

※この記事は「ゆうゆう」2016年6月号(主婦の友社)の記事を、WEB掲載のために再編集したものです。


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監修者

園芸研究家

桐原春子

英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。

英国ハーブソサエティー終身会員。長年、自宅でさまざまな植物を育て、家庭での実用的かつ美しい庭づくりを提唱。国内外の多くの庭を訪れ、ハーブの歴史、育て方、利用法を研究。カルチャースクールでハーブ教室の講師を務める。『知識ゼロからの食べる庭づくり』(幻冬舎)など著書多数。ブログ「桐原春子のハーブダイヤリー」やインスタグラムでも情報を発信中。

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