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ポリプロピレンケース224個!ライフクリエーター 青柳啓子さんが「収納用品は【無印】一択」という理由は?

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マチュアリスト編集部

大人ならではの暮らしの変化にそっと寄り添う「無印良品」。不要なものは整理して、お気に入りだけに囲まれた自分らしい暮らしの中に、「無印良品」を上手に取り入れているお宅を拝見する『「大人暮らし」の無印良品』(主婦の友社)から、ライフクリエーター 青柳啓子さんを2回にわたり紹介します。前編は引き出し収納について。

おもてなしのプロの無印リメイクは?後編もどうぞ。
【無印】の自分らしいアレンジの仕方とは?ライフクリエーター 青柳啓子さんのリメイク[後編]

profile
青柳啓子さん
68歳
分譲マンション
ライフクリエーター。おもてなしテクニックや手づくり雑貨を考案、発表。高い支持を集めている。https://www.facebook.com/AoyagiKeikoFanPage/

※掲載の情報は出版当時のものです。
※本文中にアルファベットがついている商品は記事末の愛用品リストで商品名や価格を紹介しています。

クローゼットの中にはポリプロピレンケース(A)を整然と並べて。洋服や思い出の写真などを入れています。中が透けるので前面は目隠し。

A5のノート(B)は料理レシピをまとめるために購入。ライトグレーの色と質感が好みです。わが家のインテリアに静かにとけ込んでいます。

暮らしの見直しヒストリー

リフォーム、そして子どもの独立。しまい込んでいた〝好きなもの〟を飾れるように

趣味から始まった手づくりがライフワークになり、ライフクリエーターとして長く活動を続けてきた青柳さん。

「住まいのマンションは4LDKから2LDKに。息子たちが家を出たあと2006年に大規模なリフォームを行いました。キッチンの向きを変えたり、その隣にあった息子のスペースをリビングダイニングの延長にしたり。空間も時間も、夫婦二人でゆったり使えるように。ようやく自分たちがしたい暮らしに近づけたと思います」

では、青柳さんの理想の暮らしとは? 具体的には、眺めていたいものや好きなものを飾るスペースがあるということ。今まではしまっておくしかなかった愛用品やインテリア雑貨たちが、日の目を見ることになりました。

「ただし、飾るばかりでは雑多な印象になってしまいます。大好きなアンティーク家具と小物、花や植物を生かすために、生活感のあるものは徹底して扉の中へ。無印良品はむだのないデザインで、物が集まる収納スペースでもすっきりした佇まいに落ち着きます。品のある、それでいて主張しすぎない存在感というのでしょうか。同じシリーズでそろえることで空間に統一感も生まれます。だから収納用品を買い足すならば、無印良品の一択です」

物の持ち方、物の量の見直しは、リフォーム時の一時的なイベントではなく青柳さんが常時心がけていること。在庫確認は定期的に行っています。大きな家具も手放し、扱いやすさや移動させやすさにもこだわって収納を整えているそう。

「奥行き37cmのポリプロピレンケース・引出式を多用しているのはそのためです。コンパクトな収納だからこそ、気軽に入れ替えや整理ができます。少し前まで収納はかごがメインでした。でも出し入れの効率が悪く、意外と物が入らない。ほこりやかびも気になります。引き出しにすることですべて解決しました。重ねられる便利さも相まって少しずつ買い足し、今ではなんと224個もあるんです!」

家事しながら語学CDを流しています

壁掛式CDプレーヤー(C)はひもを引くだけでオンオフを切り替えられて便利。炊事しながら、洗濯しながらフランス語や英会話のCDが何げなく耳に入ってきます。実家の母にも同じものをプレゼントしました。

引き出しタイプは食品が奥まで見渡しやすい

パントリーにはポリプロピレンケース(A)を6個並べて。缶詰類や調味料、レトルト食品が入っています。引き出すタイプはスペースを有効活用でき、ほこりも入らず衛生的で気に入っています。

冷蔵庫横は食器スペース。収納力に助けられています

収納ケースの横ワイド(D、E、F)は高さ違いで重ね、器を分類。お正月に使う漆器類、作家物の木の器、アンティークの伊万里焼。器好きでたくさん持っているので、このケースも手放せません。

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