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50代からの加齢臭ケア。加齢臭=おじさんの臭い、と思っていませんか?Dr.ハッシーがアドバイス

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植田晴美

汗をかいたら、どうするのが正解? 前回は、汗のふき方やシャワーの流し方についてのアドバイスを紹介しました。今回のテーマは「加齢臭」。暑い時期は特に気になりますね。教えていただくのは、YouTubeチャンネル登録者数68万人超えの人気医師 ドクターハッシーこと橋本将吉先生です。

★前回の記事はこちら★

汗の正しいふき方、知ってる?50代からの「汗臭い」悩みにDr.ハッシーが解説。

自分で気づきにくい、自分の臭い。加齢臭対策は習慣に!

他人の加齢臭が気になったとき、「もしかして自分も臭っていない?」と不安になりますよね。自分の臭いには気づきにくいものですが、マチュア世代になったら『加齢臭はするもの』と思って、ケアを習慣にしましょう。

加齢臭対策はシンプルに「臭いやすい場所を清潔にする」こと。
加齢臭が気になりやすい部分は皮脂分泌の多い脇、首のうしろ、耳のまわり、頭、背中などです。

加齢臭対策 汗と皮脂をしっかり取って、清潔な状態を保つのがコツ

入浴時は、皮脂の分泌量が多いところを意識して洗う

頭皮、耳のうしろ、首全体、脇、胸の真ん中、背中、陰部などがとくに皮脂の分泌量が多いところです。入浴やシャワーでは、これらの場所を意識して洗いましょう。とくに耳のうしろや首のうしろ側は皮脂が多いのに洗い残し、すすぎ残しやすい場所なので、気をつけて!

頭皮のにおいが気になったら、頭皮用のブラシを使っても

頭皮は皮脂の分泌が多いわりに、きちんと洗えていない場所です。シャンプーをするときはまず頭皮をしっかり洗ってください。爪をたててゴシゴシ洗うのは頭皮を傷つけるのでNG。髪が長い人、髪の量が多くて頭皮が洗いにくい人は、頭皮用のブラシを使うのもよいでしょう。

日中もボディシートなどを使い、清潔を心がける

加齢臭に対応した制汗剤やボディシートなど、グッズを利用するのもおすすめです。

紫外線対策は必須!

紫外線は皮脂の酸化を早めます。加齢臭が気になる人は、日傘を使うなど、紫外線対策も忘れずに行いましょう。

動物性脂肪やにおいの強い食品を控える

牛肉や豚肉などの動物性脂肪の多い食品、揚げ物などの脂っこいメニュー、にんにく、玉ねぎなどにおいの強い食品をとると、体臭がきつくなります。加齢臭や体臭が気になる人は食事にも気をつけましょう。

衣類はこまめに洗濯する

加齢臭の原因物質は衣類にうつり、残ってしまいます。洋服はこまめに洗濯、クリーニングをすること。帽子も定期的にお手入れして清潔を心がけましょう。

枕カバーは常に清潔に保つ

毎日、長時間使う枕は加齢臭がつきやすいアイテムです。枕カバーは毎日洗うのがベストですが、いちいち枕カバーを外して洗うのは面倒なもの。そういう場合はタオルを枕に巻いて、毎日取り換えるようにするとよいでしょう。
枕本体も干す、洗う、布団乾燥機にかけるなどして、清潔を保ちましょう。

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