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たんぱく質ダイエットの効果を引き出す「朝食」のワザとは?

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植田晴美

ダイエットは食べる量が関係しているだけではない、ということに、うすうす気づいてきたマチュア世代の方も多いことでしょう。太りにくい体をつくるコツは、食卓にたんぱく質を上手に取り入れること。「朝食」がキーワードです。理学博士で管理栄養士の古谷彰子さんに教えていただきましょう。

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太らない体になる。たんぱく質でダイエットする基本のルールとは?

夜食べていた、たんぱく質メニューを朝食で食べる!

朝目が覚めてから1~2時間以内に朝食をとると、体内時計がリセットされて、太りにくい体になります。たんぱく質そのものにも同様の体内時計リセット作用があります。

たんぱく質には大豆や大豆製品などの植物性たんぱく質と、肉、魚、牛乳、乳製品などの動物性たんぱく質がありますが、両者を半々ぐらい食べるとよいでしょう。豆腐、納豆、ハム、ウィンナー、焼き魚、ツナ、チーズ、ヨーグルトなどは手軽に朝食に取り入れられるたんぱく質です。

またたんぱく質ダイエットでは、朝しっかり、夜軽めの食事にするのがポイント。ですから今まで夕食のおかずにしていたようなたんぱく質のおかずを朝食で食べる、と考えると実践しやすいでしょう。

朝食におすすめ! 簡単につくれるたんぱく質レシピ

秋鮭としめじのW昆布蒸し

だし昆布、秋鮭、しめじ、長ねぎをのせ、塩昆布をトッピングしてアルミホイルで包み、フライパンやオーブントースターで蒸し焼きにする。W昆布で水溶性食物繊維、カボスを添えればビタミンも摂れます。

古谷彰子さん料理・撮影

しいたけの肉詰め

ごぼう、緑茶、玉ねぎをみじん切りにしたものを鶏ひき肉に練りこんで、タネを作る。石づきをとったしいたけの傘にタネを詰めて、焼く。緑茶の茶カテキン、ゴボウのイヌリンで栄養価アップ。

古谷彰子さん料理・撮影

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