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パリパリの皮がおいしい【鶏肉のカチャトーラ】でおうちバル|「パスタ世界一」弓削シェフの至福の家イタリアン

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弓削啓太

「家でイタリアンレストランの味を楽しみたい」。そんな思いにこたえ、「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」優勝の弓削啓太シェフが、家で驚きの味が作れるレシピを公開。ここでは『「パスタ世界一」がかなえる至福の家イタリアン』から、ワインにぴったりなイタリアの郷土料理「鶏肉のカチャトーラ」の作り方をご紹介します。

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鶏肉の辛いカチャトーラ

カチャトーラとは「猟師風」という意味で、焼いたり煮込んだ鶏料理が多いです。

イタリア各地に郷土色豊かなカチャトーラがあり、これは南イタリアのカラブリア風。皮こんがりの、ぱりぱりチキンです。

僕は辛いのが好きなので、一味とうがらしを多めに塗って焼きますが、量はお好みで。

皮をこんがり焼いて、茶色くぱりぱりに、端や一味とうがらしが少し焦げているくらいがおいしいですよ!

材料(2人分)

鶏もも肉 … 1枚(300g)
塩 … 3g(小さじ³/₅)
一味とうがらし … 2~3g(小さじ1~小さじ1と¹/₂)
にんにく(つぶす)… 1かけ
オリーブオイル … 20g(大さじ1と²/₃)
米酢(あれば白ワインビネガー) … 50g(大さじ3と¹/₃)

[つけ合わせ]
じゃがいも、玉ねぎ … 各適量
塩 … 野菜の重さの1%
オリーブオイル … 24g(大さじ2)

作り方

❶鶏肉は両面に塩、一味とうがらしをふり、手でなじませて、30分ほどおく。

Point① 一味とうがらしをまぶす

一味とうがらしは、両面にまんべんなく広げるようにまぶす。

❷フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて弱火にかける。にんにくの香りが立ったら、鶏肉を皮目を下にして入れ、中火で焼く。

❸動かさずに7~8分焼き、皮に濃い焼き目がついたら裏返し、4〜5分ほど焼く。

Point② 皮はしっかり焼く

にんにくの香りが移ったオリーブオイルで、皮目をしっかり焼く。鶏皮がカリカリのクリスピーな食感になり、くさみも抜ける。

❹酢を加え、強火にして軽く煮詰め、火を止める。

❺器に盛り、好みでつけ合わせを添える。

つけ合わせの作り方

❶じゃがいもは皮をむき、7〜8㎜の輪切りにして耐熱容器に入れ、塩をふる。ラップをかけて電子レンジ(600W)で加熱(じゃがいも1個は4~5分を目安)する。

❷玉ねぎは7〜8㎜幅のくし形に切る。

❸フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、玉ねぎを炒める。しんなりしてきたらじゃがいもを加え、玉ねぎがあめ色になり、じゃがいもに焼き色がつくまで焼く。

※この記事は『「パスタ世界一」がかなえる至福の家イタリアン』弓削啓太著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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