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中道あんさん流【還暦パリひとり旅】メモにナビに予約、面倒なことを10分の1にしてくれた「Googleマップ」の使いこなし方

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中道あん

Googleマップのナビを使いこなせる人になれれば

女性はなぜか地図が読めない人が多いが、私もどちらかといえば得意ではない。それは、男性が外に働きに出かけ女性が家を守るという役割をうーんと長く続けてきた歴史のせいで男女に能力の違いができたんじゃないだろうか。

ナビがなかった時代、夫(いまだに別居中)が運転する車で家族旅行に出かけると、「だいたいこっち」という彼の方向感覚は非常に優れていた。知らない土地で道路標識を頼りによく目的地に到着できるものだと感心したのを覚えている。

そして、機械音痴な女性も多い。パソコンの設定や車のメンテナンスなどは「難しくってわからない〜」なんて普段より甘い声で男性に頼むと決めている女性だっている。地図が読めない×機械操作が弱いという人は、ぜひGoogleマップを使いこなせるようにしておいたほうがいい。

お恥ずかしい話だけれど、東京の渋谷にいて、マップ上の自分がどの方向を向いているのかイマイチよくわからずに迷子になり、交番のお世話になったことがある。そんな私でもマスターできたのだから、練習さえすれば誰だってできるはず。

使い方はこんな感じ。まずナビを使いたい場所でGoogleマップアプリを開くと、現在地の周辺地図が表示されるので、これから向かいたい目的地を設定。経路検索を実行して、移動方法に徒歩を選ぶと目的地までの道順が表示される。「開始」で 道案内が始まる。

問題は「最初の一歩をどっちに踏み出すか」だ。これは自分の向いている方向が経路に沿っているかどうか、数歩進んでみて確認する。マップ上にあるめぼしい建物を2つくらい見つけると現在地を把握しやすい。

パリには大小さまざまな通りがあり、その数は6400ほどだそう。街並みに統一感があるから余計に見分けがつきにくい。私は、通りの角の地形を確認しながらマップを読んで歩くようにしたら、道に迷うことなく目的地にたどり着けた。日本でGoogleマップを意識的に使うように練習していたので、自分でも驚くほど成長していることに気づいた。これこそ習うより慣れろであった。

※この記事は『ビバ!還暦 60歳海外ひとり旅はじめました』中道あん著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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ビバ!還暦 60歳海外ひとり旅はじめました

中道あん著
主婦の友社刊

ひょんなことから50代にひとり旅を経験した著者。これまで「旅はだれかと行くもの」「ひとり旅って楽しいの??」と思っていたのに、経験してみたらものすごく楽しかった!そこから国内ひとり旅に目覚め、今回とうとう海外ひとり旅にもチャレンジ。しかも、目的地はずっとあこがれだったパリ!(ティファニーの指輪はあきらめて涙)。ただし、国内は旅慣れてきたとはいえ、純粋な海外ひとり旅は初めて。ホテルはどうする?言葉は大丈夫?ぼったくられたりしない??ドギマギしながら準備をし、いざパリへ!!60才を迎えた著者の初めて体験を通じて、読者もパリをひとり旅している気分になれる1冊。さらに、大人の女性のひとり旅ならではの実用情報も満載(荷物の準備は?資金の作り方は?言葉は?危険じゃないの?現地でどう過ごす?etc.)。クスッと笑える、繰り返し読みたいシニアのリアル旅エッセイ。

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