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中道あんさん流【還暦パリひとり旅】に必要なお金と時間のつくり方

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中道あん

「いつか時間とお金ができたらパリに行ってみたいなぁ」そんな思いをついに叶えた、トップブロガーの中道あんさん。パリひとり旅は、「60歳になった自分に自分でお祝いがしたい」という気持ちから始まりました。話題の新刊『ビバ!還暦 60歳海外ひとり旅はじめました』から、中道あんさん流の、海外ひとり旅に必要なお金と時間のつくり方についてご紹介しましょう。

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国内旅行であれば、思い立ったが吉日!とばかりにスマホとお財布だけ持って出かけてしまってもなんとかなる。でも、海外ともなると「資金と時間」の準備が必要だ。

50代に入ると介護をしていたり、自分が病気になってしまったり、行きたくても身動きがとれない場合だってある。そして、子どもの学費が終わっていなかったり、それが過ぎれば結婚祝いを準備したり、持ち家の修繕費やリフォーム代だってかかるのがこの年代。仕事だっていきなり休むというわけにもいかないのだ。

まずは休みをつくるところから準備をしなければならない。休暇をとりやすいか、そうでないかは仕事や家庭の事情によるとは思うけれど、まずは「絶対に行く!」と決めることが肝心だ。そして、そのためにおおいに知恵を絞ってほしいと思う。

これは、私の主観だけれど、「休み」があるからこそいい仕事ができるのだ。そうそう、以前働いていた会社の社訓の中に「遊ぶために働く」というものがあってすごく心に響いた。まぁ、私は、それを模範的に守っていた社員だったと思う。

次に、「時間」はあっても「お金」がなければどうにもならない。コロナが落ち着いてから世界的に物価が上昇している。原油価格が高騰しているせいで、燃油サーチャージも値上げされているので航空券も高くなっている。だから、計画的に旅費をつくっていかねばと思う。

パリに限ったことではないが、ヨーロッパのベストシーズンは春から秋にかけての季節だ。ただし7、8月にパリ市民はバカンスに出かけ、街はからっぽになるそう。パックツアーが安くなるのは年末年始を除く冬季。個人旅行の航空券が安くなるのは夏のハイシーズンと大型連休以外。

私も、航空運賃やホテルの宿泊費の値動きを小まめにチェックして時期を選び、今回はパリがローシーズンに入ったばかりの11月初旬にした。実際のところ、日照時間も日本の冬と同じくらいで、連日の曇り空に、ときおりしとしとと雨が降った。自分は晴れ女だと自負していたけれど、厚い雲には勝てなかった。

これが一生に一度の旅になるかもしれないと思うのなら、飛行機・ホテルの安さだけで日程を決めるのはあまりオススメできない。

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