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【食品の保存法】料理家・沼津りえさん流、食材をムダなく、おいしく使い切るコツ

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ゆうゆう編集部

節約のつもりで買った特売品、使うつもりで買った野菜や肉など、いつの間にか賞味期限切れになっていたり、食べどきを逃していたり……。そんな食のムダや「もったいない」を減らして、おいしく食べ切る買い方のコツや食材を長もちさせる保存法を、料理家の沼津りえさんに教わりました。

まずは食の好みの変化、生活スタイルの見直しを

ないと思って買ってきたのに、冷蔵庫を開けると同じものが入っていたり、特売で買った肉を使い切れずダメにしてしまったり。誰しもそんな経験があるのではないだろうか。

「料理をするつもりだったのに急に予定が変わって使い切れなかった、ということもありますよね。ムダにしないためには買い方と保存の工夫が大切ですが、その前にまずは、ご自分の食生活や生活スタイルを見直してみるといいと思います」

自分や家族も年齢を重ねて好みが変わったり、食べる量が減っているのに以前と同じ量を買っていたり、必要のない買いおきをしたりしていないか。これまでの当たり前を見直し、一度確認してみよう。

「食材も調味料も量の多いほうが割安ですが、使い切れなければお金のムダに。多少割高でも少量のものを使い切るほうが結果的に節約になることも。何でも特売品に飛びつかず、よく使うもの、必要なものだけ、と決めて買うようにしましょう。いろいろな種類の食材を買わないのもポイント。肉類は違う種類をいくつも買うのではなく、よく使うものを1種類、多めに買うほうがお得です」

購入した食材は、最後までおいしくムダなく使い切れるよう、冷凍や冷蔵、あるいは乾燥させるなど、食材に合った保存方法を選びたい。

「ただ、保存したことで安心してしまい、使い忘れることもあるので、そこは注意してくださいね!」

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