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【ラストマン第9話】あまりに強大な相手を敵にした皆実(福山雅治)と心太郎(大泉洋)、最終回へ!

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田幸和歌子

真実に近づくにつれ、輪郭が明らかになりつつある真犯人。このままでは、政界のドンだけではなく、護道家まで敵に回す恐れがある。心太朗は、佐久良班を危険から遠ざけるという選択をしたのだった。

しかし、納得のいかない様子の泉は、直接事件を事故処理にしたことを父・京吾(上川隆也)に問い詰める。「その判断に正義はあるんですか」と問う泉に、京吾は「いい加減大人になりなさい。綺麗ごとだけじゃ、警察官僚にはなれない」と返す。それでも泉は、後押ししてくれた母の存在もあり、自分の信じる正義を貫き通すことを決意したのだった。

吾妻と独自に捜査を続ける泉だったが、何者かに尾行されていることに気が付く。「逃げろ」という指示を無視し、単独で尾行犯を捉えようとする泉。その結果、揉み合いになり、腹部にナイフが刺さってしまう。

一方、心太朗は尾行犯を駐車場に追い詰めることに成功する。しかし、その男は、自身の信頼する山藤だった。山藤は「心太朗、すまない。俺は悪い人間だ」と言い残し、飛び降りてしまう。

あまりに強大な相手を敵にしてしまった皆実たち。しかし、もう後には引けず、解決に向けて進んでいくしかないのだろう。捜査を阻む魔の手を振り払うことができるのだろうか。

SNSでは、山藤の裏切りにショックを受ける声や瀕死状態の泉の身を案じる声と共に、「皆実さんに背中を押されて、自分の父を信じることにした心太朗。泣ける」という声も見られた。
いよいよ迎える最終回も、先が読めない展開に目が離せない。

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