【ピーマン】の保存方法。シワシワにさせず長くもたせるには? 苦味をおさえるには?
シワシワになったピーマンが冷蔵庫の奥から出てきてがっかり……ということはありませんか。ピーマンは、ビタミンC・E、β―カロテンが豊富な栄養価の高い野菜。ピーマンをまとめ買いしたときは、上手に保存して、長もちさせたいですね。料理研究家の沼津りえさんにコツを教わりましょう。
冷蔵保存
冷凍保存
ピーマンを冷凍保存する場合は、まるごとポリ袋に入れるか、せん切り、乱切りなど使いやすく切って冷凍もできます。
冷凍すると繊維が壊れて、シャキシャキ感は失われてしまいますが、苦味が感じにくくなるというメリットがあります。ビタミンC・Pなどの水溶性ビタミンの損失はありますが、脂溶性ビタミンやミネラル、食物繊維はさほど失われません。
解凍の方法
冷凍したピーマンを解凍するときは、水に30秒ほどつけると、包丁でサクッと切れるうえ、わたと種も簡単にとれます。解凍後は香りが強くなります。繊維を断ち切るように包丁で切り、ゆでると、ピーマン独特のシャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。
ピーマンの種はオムレツに混ぜるとフワフワに。冷凍したものは香りが強いのであえ物にするとよいでしょう。
冷凍ピーマンの塩漬け
※この記事は『食材保存大全』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。
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