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【ピーマン】の保存方法。シワシワにさせず長くもたせるには? 苦味をおさえるには?

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沼津りえ

シワシワになったピーマンが冷蔵庫の奥から出てきてがっかり……ということはありませんか。ピーマンは、ビタミンC・E、β―カロテンが豊富な栄養価の高い野菜。ピーマンをまとめ買いしたときは、上手に保存して、長もちさせたいですね。料理研究家の沼津りえさんにコツを教わりましょう。

冷蔵保存

ピーマンはまるごとポリ袋に入れて、冷蔵保存を。保存期間の目安は約10日間です。

冷凍保存

ピーマンを冷凍保存する場合は、まるごとポリ袋に入れるか、せん切り、乱切りなど使いやすく切って冷凍もできます。

冷凍すると繊維が壊れて、シャキシャキ感は失われてしまいますが、苦味が感じにくくなるというメリットがあります。ビタミンC・Pなどの水溶性ビタミンの損失はありますが、脂溶性ビタミンやミネラル、食物繊維はさほど失われません。

解凍の方法

冷凍したピーマンを解凍するときは、水に30秒ほどつけると、包丁でサクッと切れるうえ、わたと種も簡単にとれます。解凍後は香りが強くなります。繊維を断ち切るように包丁で切り、ゆでると、ピーマン独特のシャキシャキとした歯ごたえが楽しめます。

ピーマンの種はオムレツに混ぜるとフワフワに。冷凍したものは香りが強いのであえ物にするとよいでしょう。

冷凍ピーマンの塩漬け

材料と作り方(作りやすい分量)
細切りにして冷凍したピーマン3個分とパプリカ1/4個分に塩小さじ1/2を振ってまぜ、しんなりしたら軽い重しをのせて2時間ほどおきます。汁けを軽くしぼって食べます。

※この記事は『食材保存大全』沼津りえ著(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。
※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。

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