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「VIVANT」を田幸和歌子が語る。二重人格? 只者ではない憂助(堺雅人)に隠された秘密が気になる

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田幸和歌子

超豪華俳優陣の共演でいま目が離せないTBS日曜劇場「VIVANT」。第1話では、雄大な砂漠に激しいカーチェイス、ヤギの大群が暴走するなど、スケールの大きい海外ロケシーンに圧倒されました。数々のドラマのレビューを執筆する田幸和歌子さんに、今週の「VIVANT」を語っていただきます。
※ネタバレにご注意ください

「VIVANT」を田幸和歌子が語る。二重人格? 只者ではない憂助(堺雅人)に隠された秘密が気になる

「VIVANT」第1話(C)TBS

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堺雅人が主演を務め、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ら超豪華俳優陣が送るTBS日曜劇場『VIVANT』の第1話が7月16日に放送された。

事前にキャスト以外の情報が明かされておらず、完全オリジナルストーリーであることから、謎に包まれていた本作。

しかし、『半沢直樹』シリーズ、『下町ロケット』シリーズ、『陸王』『ドラゴン桜』など、数々の日曜劇場を手掛けてきた福澤克雄が、演出だけでなく原作も手掛けることに加え、日本を代表する豪華俳優陣のコラボに期待が高まる。

製作陣、キャスト陣、予算、物語の壮大さ、これら全てが特大スケールの“限界突破! アドベンチャードラマ”だ。

本作の主人公は、丸菱商事に勤める商社マン・乃木憂助(堺雅人)。憂助は、誤送金された130億円を取り戻すべく、送金先であるバルカ共和国へ向かった。

その後、乃木は誤送金の犯人だと疑われ、130億円を取り戻さなければ懲戒解雇の危機に陥ってしまう。

そんな中、バルカで爆発に巻き込まれた乃木は、爆破犯に間違えられ、バルカ警察に追われる羽目となる。

現地で出会った警察庁公安部・外事第4課の野崎守(阿部寛)と、世界医療機構の医師・柚木薫(二階堂ふみ)と共に、乃木はバルカを脱出するために奔走する。

警察犬を撒くために便所の肥溜めに入って糞尿に塗ったり、目前まで迫ったバルカ警察を振り払うために膨大な数のヤギと共に大移動したり。日本のテレビドラマではなかなか目にしない絵面の仰天展開が続く。

決死の逃走の末、憂助たちは日本大使館へと辿り着く。法などお構い無しの強硬手段をとってきたバルカ警察も、一歩大使館に入ってしまえば手出しはできない様子。絶大なる安心感だ。

果たして乃木は、130億円を取り戻すことができるのか。そして、鍵を握る「VIVANT」とは一体何なのか。

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