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【VIVANT第3話】出演しているだけで怪しい小日向文世、迫田孝也に、今後の展開が全く読めない

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田幸和歌子

超豪華俳優陣の共演でいま目が離せないTBS日曜劇場「VIVANT」。第1話では、雄大な砂漠に激しいカーチェイス、ヤギの大群が暴走するなど、スケールの大きい海外ロケシーンに圧倒されました。数々のドラマのレビューを執筆する田幸和歌子さんに、今週の「VIVANT」を語っていただきます。
※ネタバレにご注意ください

【VIVANT第3話】出演しているだけで怪しい小日向文世、迫田孝也に、今後の展開が全く読めない

「VIVANT」第3話(C)TBS

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堺雅人が主演を務め、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ら超豪華俳優陣が送るTBS日曜劇場『VIVANT』の第3話が7月30日に放送された。

前回、西岡(檀れい)の裏切りに気づき、バルカ警察から逃れるため、「死の砂漠」をわたることになった乃木(堺雅人)と野崎(阿部寛)、薫(二階堂ふみ)、ドラム(富栄ドラム)の4人。しかし、気づくと薫の姿がラクダから消えていた。

すでに4時間近く経っていたため、野崎はこのまま進むと言うが、乃木は8時間以内に戻るという約束で1人探しに行くことに。

乃木のもう一つの人格がタイムリミットを告げた直後、砂に埋もれかけている薫を発見。野崎たちのもとへ急ぐが、途中ラクダが倒れてしまい、乃木が薫を背負って進むが、いよいよ限界に。

そこに現れたのは、2頭のラクダを引き連れた野崎とドラムだった。なんという頼もしさ。

しかし、モンゴル国境まで辿り着くと、そこにはチンギス(Barslkhagva Batbold)らバルカ警察の姿が。

乃木たちはあえなく捕まるが、連行されようとしたとき、モンゴル軍のミサイルが飛んでくる。そこで、野崎は位置情報を500m動かしたと白い歯を見せてニヤリと笑う。

仕掛けのスケールが大きすぎて意味がよくわからないが、チンギスのいる場所はモンゴル領土ということで、チンギスは悔しそうに撤退する。実はこれも新庄(竜星涼)の機転によるもので、野崎はドラムとジャミーンが日本に来る手配を新庄に託し、乃木と野崎、薫はようやく帰国の途につく。

共同戦線を提案する野崎は乃木に、帰国して何を聞かれても絶対にテントの話はするな、バカなふりをして乗り切れと言う。乃木は今のところバカなふりをするまでもないドジっ子だが、野崎だって、有能そうで危なっかしい。なにせ機内で丸菱の中の「5人が怪しい」「別班の可能性もある」などという話を堂々とするのだから。

帰国後、乃木は厳しい取り調べを受ける。乃木のもう一つの人格(エフと言うらしい)は丸菱の怪しい5人を徹底的に調べるように言うが、そんな中、長野専務(小日向文世)が乃木を料亭に呼び出し、ザイールの様子を聞く。

ただでさえ小日向文世が出ているだけで、犯人説が出がちなのに、わざわざ料亭に呼び、グイグイ畳み掛けて質問する様は、いかにも怪しい。

後日、乃木が病院に行くと、再就職した薫に遭遇する。薫は、ジャミーンの受け入れも決まったと言い、アディエルのことは吹っ切れたのかと聞かれると、ジャミーン救出のための嘘だったことを告白。すると、背後に野崎が。乃木に警護をつけていて、会社に没収された携帯を渡しに来たのだと言う。

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