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安い肉でも絶品【ステーキ】レシピ|「パスタ世界一」弓削シェフの至福の家イタリアン

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弓削啓太

「家でイタリアンレストランの味を楽しみたい」。そんな思いにこたえ、「パスタ・ワールド・チャンピオンシップ2019」優勝の弓削啓太シェフが、家で驚きの味が作れるレシピを公開。ここでは『「パスタ世界一」がかなえる至福の家イタリアン』から、おいしい「ステーキ」の焼き方をご紹介します。

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安い肉での絶品!ステーキ

ステーキで僕がもっとも大切にしているのは、こんがりとした焼き色。ミディアムやレアといった焼き加減は、二の次でも大丈夫です。

輸入牛は国産牛より水分が多くて焼き色がつきにくいので、表面に赤ワインをまぶして冷蔵庫で乾燥&熟成。

塩は焼く前ではなく、「焼いてからふる」のもポイントです!

材料(2人分)

牛ステーキ用肉(厚さ1.5㎝) … 2枚
赤ワイン … 小さじ2
あらびき黒こしょう … 少々
オリーブオイル … 適量
塩 … 肉の重さの約1%
粉チーズ、ルッコラ … 各適量
あればオリオ・リモーネ(レモンとオリーブオイルをまぜ合わせたもの)… 適宜

作り方

❶牛肉の表面に、赤ワインを薄く塗り、ラップをかけずに冷蔵庫に入れて60分以上おく。

Point① 赤ワインをまぶす

赤ワインで肉のくさみがやわらぐ。アルコール分が蒸発すると同時に水分がとんで、表面がより乾いて熟成肉のような風味に。

❷肉にこしょうをふり、オリーブオイル(1枚に小さじ1~2)を塗る。

Point② 焼く前はこしょうのみ

焼く前に塩をふると、肉の水分が出て、表面に焼き色がつきにくくなるので、塩はふらず、こしょうだけをふる。

Point③ 肉の表面に油を塗る

フライパンに油を引くより、肉に油を塗るのがポイント。肉がフライパンにピタッとはりつくので、焼き色がきれいにつく。

❸フライパンを強火で熱し、②を入れて焼く。濃い焼き色がつくまで焼き、裏返して塩をふる。

Point④ 焼き色がつくまで動かさない

高温のフライパンに肉を入れたら、30秒はそのままで焼く。しっかり焼き色がつくためには、肉をいじりすぎないことが大切。

❹もう片面も強火で焼き、濃い焼き色がついたら、裏返してバットなどにとり出し、塩をふる。

❺アルミホイルをかぶせて3~4分おき、余熱で火を通す。

❻④のフライパンを強火にかけ、⑤の肉を戻して両面軽く焼き、表面をあたためる。

❼肉を切り分け、器に盛り、粉チーズをかけ、ルッコラを添える。オリオ・リモーネまたはオリーブオイルをかける。

※この記事は『「パスタ世界一」がかなえる至福の家イタリアン』弓削啓太著(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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