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浜中聡子

水分とるならぬるま湯がベスト

水分の吸収がいちばんいいのは、ぬるま湯です。

体温との温度差がありすぎる冷たい飲み物は、アフター更年期の胃腸の負担になってしまいます。胃がキューッと収縮して、おなかを壊す人もいるほど。胃腸にやさしく、体を冷やさないのは、人肌くらいの温度です。

ぬるま湯なんて、味気なくてちょっと……という場合は、レモンで味と香りをつけて飲んでみては? 口の中がリフレッシュします。

麦茶なら沸かしたあとで自然に冷ます、または、冷蔵庫から出しておいて常温に近づけてから飲みましょう。

スポーツドリンクは吸収しやすいので悪くないのですが、砂糖が多く含まれているので要注意です。

市販の経口補水液は、体液に近い組成になっていて吸収されやすいので、熱中症対策や高齢者の水分補給にも向いています。ドラッグストアなどで購入できます。

コーヒーを飲んだら水分補給を

ほっと一息つけるリラックスタイムは、コーヒー、紅茶、緑茶、それぞれ好みがあります。これらの飲み物にはどれもカフェインが含まれています。カフェインには脂肪を燃やす働きがありますが、過度の摂取は胃腸を荒らすおそれがあるため、飲み過ぎには注意を。覚醒作用があるので、カフェインの感受性が強い人は、夕方以降は飲まないほうがよいでしょう。

また、カフェインには利尿作用があります。体内でビタミン・ミネラルを破壊して脱水症状を引き起こすこともあります。コーヒーや紅茶で水分補給しているつもりでも、じつは脱水になっているかもしれません。

コーヒーや紅茶を飲んだときは、同じ量の水またはぬるま湯を飲んで、脱水を防ぎましょう。ビタミンやミネラルを含む食品も多めにとるといいでしょう。

コーヒーがさまざまな生活習慣病を予防するという研究も世界じゅうで行われ発表されています。飲む時間や量を上手に調整して、コーヒータイムを楽しんでくださいね。



※この記事は『アフター更年期からの不調を治す50の習慣』浜中聡子(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

※2022年11月11日に配信した記事を再編集しています。

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