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【大人のひとり暮らし】転居レベルで本気の片づけ。ものを処分したら人生が好転!インフルエンサー しょ〜こさん

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マチュアリスト編集部

住まいは暮らしの土台です。戸建てと集合住宅、賃貸、持ち家。ひとつひとつの選択が、新しい暮らしをつくります。今の自分、これからの自分にぴったりくる住まいを見つけた人たちの実例集『大人のひとり暮らし 住まいとお金』から、インフルエンサー しょ〜こさんの暮らしを紹介しましょう。引っ越さなくても、生き方は変えられます!

PROFILE
しょ〜こさん
インフルエンサー
京都府在住。55歳。40歳でシングルとなり、子ども3人が独立したのち53歳からインスタグラムのインフルエンサーとして活動中。
インスタグラム@shosworks

DATA
住居形態:賃貸/団地風マンション
築年数:47年(居住17年)
間取りと広さ:3DK(55㎡)

住まいと向き合うことは、自分と向き合うこと

しょ~こさんは、築47年の団地風マンションで暮らして17年になります。夫と離婚してシングルになり、子ども3人を抱えてここに引っ越してきました。ひとりずつ独立し、現在はひとり暮らしです。

「仕事で長くインテリアに関わってきたのですが、恥ずかしながら自宅は荒れ放題。でもコロナ禍で家にいる時間が長くなり、何気なく部屋を片づけることにしたのです」

その様子をインスタグラムに投稿し、「いいね」でさらにやる気アップ。ほんの整理整頓のつもりが、まるで引っ越しするかのようにどんどん処分が進んでいきました。

「3カ月後には新居のようにきれいに。不要なものを排除していくことは、今まで背を向けていた自分と否応なく向き合うこと。ひとつひとつ、これはいる?と問いかけ、自分の正直な気持ちを確かめる作業でした」

以前は自己肯定感が低かったというしょ~こさん。

「家はどうでもいいと思っていましたが、それは自分をないがしろにすることと同じだと気づいたのです。散らかっていても生きていけると半ば諦めていた気持ちは、そのまま人生にもあてはまる。片づけたことで、ありのままの自分を好きになることができた気がします」

今の部屋は、どこを見渡しても好きなものしか目に入らない大好きな空間。

「ベランダに出て洗濯物を干すだけでうれしくなります。風景は以前と同じなのに、心持ちが変わるだけで見え方が180度違うなんて、本当に不思議です」

カーテンは薄い布1枚。光と風を適度に感じられる薄さと素材にこだわって選んでいます。

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