私らしく生きる 50代からのマチュア世代に

人気記事ランキング 連載・特集

【会話力の磨き方】「そんなに親しくない人と何を話せばいい?」ラジオDJ・秀島史香さんがアドバイス[後編]

公開日

更新日

ゆうゆう編集部

Q わざとらしくない 「ほめ方」って?

友人のファッションを見て「素敵ね、似合うわ」と言ったら「安物よ」と一蹴されました。取ってつけたようなほめ言葉を見抜かれたのかも。
(さっちんさん・66歳)

A 相手に謙遜されてもほめ通しましょう

「相手をほめる」ことは、会話のきっかけをつくる魔法の言葉です。一蹴されても否定されても、とにかくほめ通す、絶対に引かない。ほめられた側は単に謙遜しているだけ、ということもよくありますから。「安物よ」と言われたら、「そう? すごくいい色よ」「顔色が明るく見えるわ」と、「いいね!」ポイントを探してぶれずにほめます。

ムキにならずに、軽く柔らかく。ほめられて嫌な人はいません。

Q 父に免許の返納を迫ったら断固拒否されて……

帰省したときに、父に「車の免許、そろそろ返納すれば?」と言ったら激怒されました。どう話せばわかってもらえるでしょうか。
(YOKOさん・53歳)

A 心配する思いを伝えて 「北風と太陽」作戦で

お父さんにもプライドがあるので、「子どもから言われたくない」というのは当然ですよね。いきなり迫るのはNG。心配していることを伝えて、聞く耳をもってもらいましょう。

「まだまだ若いと思うけど、高齢者の事故のニュースを見て孫が心配していたよ」「今すぐとは言わないけど考えてね」と。車に乗らないことのメリットを伝えるのもいいと思います。「歩くのも体にいいよ。車を手放せばお金も浮くから、その分でお母さんと旅行に行ったらどう?」と。

この記事の執筆者

PICK UP 編集部ピックアップ