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【ガーデニング】春から秋まで咲く コスパ抜群の花8選 元気に長く咲かせるポイントは?

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光武俊子

乾燥に強く窓辺を飾るコンテナ向き【ゼラニウム】

草丈/20~100㎝

現在はペラルゴニウム属に分類が変わりましたが、今もこの名前で流通します。早春から初冬まで繰り返し咲く多年草。多肉質の茎葉で、ボール状に集まる小花を咲かせます。乾燥に強く過湿に弱いため、庭よりコンテナに植えつけて水やりの間隔をあけて栽培します。

多彩な花色の丈夫な多年草【カリブラコア】

草丈/10~30㎝

かつてはペチュニアの仲間とされて、よく似た小ぶりの花を多数咲かせます。近年、品種改良が盛んに行われ、花色が多彩になり、育てやすくなって人気です。ペチュニアより寒さに強く、茎が木質化するタイプもあって、冬越しします。吊り鉢などに仕立てましょう。

星形の小花をドーム状に咲かせる【ペンタス】

草丈(樹高)/30~100㎝

草花に見えますが熱帯原産の常緑低木で、暑いほど元気に育ちます。ただし、寒さに弱いため日本では一年草扱い。星形の花をドーム状に集めて、霜が降りるまで咲きます。花が終わったら、脇芽のある節の上で切りとって、脇芽を伸ばして次の花を咲かせます。

長く元気に咲かせるためのポイント

ご紹介した花々はどれも晩春から晩秋まで長く咲く花ですが、日照の少ない梅雨や高温多湿の夏に傷んだり、花が止まることもあります。咲き終わった花がらは摘み取って、次の花を咲きやすくしましょう。株が混みあっていたら切り戻しをして、風通しを図ります。

雨が続いて水やりをしなかったあと、急に晴れて気温が上がると水切れしやすいものです。雨でも鉢の表土が乾いたら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷり水やりします。何度も水切れを繰り返すと株が弱ってしまうので、気をつけて!

夏に花が止まってしまっても、気温が下がり始めると再び咲くことがよくあります。花が咲かなくても株に元気があれば、少し様子をみましょう。気温が下がったタイミングで緩効性の肥料を規定量与えることで、霜が降りる頃までたっぷり咲かせましょう。

※2023年4月5日に配信した記事を再編集しています。

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