私らしく生きる 50代からのマチュア世代に

人気記事ランキング 連載・特集

【ガーデニング】園芸家・青木純子さんの庭を美しくキープする春の作業「咲き終わった花の整理」「支柱立て」「鉢植えの夏越し準備」

公開日

更新日

青木純子

混み合ってきた花壇の整理(4月下旬〜)

4月下旬、花壇のギボウシなどの葉ものが茂り、隣の植物を覆ったり、風通しが悪くなったりしがちです。病気予防のために、混み合った枝葉を整理するのも大切なポイントです。

整理前。ギボウシが広がりすぎて、右隣のスキミア‘ルベラ’が隠れてしまっている。スキミアを覆っているギボウシの葉を取り除く。

ギボウシの葉を間引くように整理したら、スキミアの姿があらわれ、風通しがよくなった。

多年草の鉢植えの夏越し準備(5月中旬〜)

春や秋に咲く多年草は、一般的に夏の高温多湿が苦手です。花後、順番に枝葉を整理して夏越しの準備を始めていきます。

ローダンセマムの茎を約10㎝残して切り戻す。

中央の重なり合った枝葉を取り除き、風通しをよくする。

北側の半日陰、風通しのよい場所に鉢を移動。乾燥気味に管理するが、ときどき葉に水をかけてハダニの予防対策を。クロバスミレも同様に。

クロバスミレ

ローダンセマム

次回は「春におすすめの鉢植え」について、青木さんに教えていただきます。

※この記事は『長く続けられる美しい庭づくり 』青木純子著(主婦の友社刊)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

撮影/青木純子

★あわせて読みたい★

【ガーデニング】園芸家・青木純子さんのローメンテナンスでも美しい春の庭を拝見! 【ガーデニング】園芸家・青木純子さんの庭を美しくキープする春の作業「花がら摘み」「害虫予防」「つるの誘引」 【ガーデニング】ロマンチックでやさしい印象の「ピンクのオステオスペルマム」の寄せ植え

長く続けられる美しい庭づくり

青木純子著
主婦の友社刊

年齢を重ねても庭はきれいにしておきたい、ガーデニングをできるだけ長く楽しみたいと思う方は多いのではないでしょうか。ガーデニング雑誌『園芸ガイド』で大好評だった、京都在住の園芸家、フォトグラファーである青木純子さんの、ローメンテナンスガーデニングの記事に大幅に加筆して一冊にまとめました。シニアガーデナーはもちろん、これから庭づくりに挑戦したいという人や、時間のない週末ガーデナーにも役立つ知識が満載です。

※「詳細はこちら」よりAmazonサイトに移動します(PR)

詳細はこちら

PICK UP 編集部ピックアップ