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【ガーデニング】バラの夏剪定後の肥料の与え方と、花屋の切り花をアレンジ

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吉原美奈子

9月はお花屋さんのバラを飾って

夏剪定が終わった庭はすっきりとし、緑の葉が茂って生き生きとしていますが、そうは言っても春から繰り返し花を付けていたバラが全部なくなってしまうのは寂しいものです。前回の記事で、一斉に剪定をせずに花がら摘みを継続するやり方もあることをお話しましたが、その場合はちらほらとバラが咲き続けて心を慰めてくれます。

真冬の季節もそうですが、バラがない時期こそお花屋さんのバラに親しんでみませんか。茎が曲がっていたり、葉に虫食いがある、親しみやすいガーデンローズと違い、花店のバラは完璧な美しさに満ちています。

ピンクのバラとティーカップ。芯を高くきれいに巻いたバラは、お花屋さんのバラならでは。花首がしっかりしたものを選び、毎日水を替え、枝先を切りながら、背の低い花器に活け変えていくと長く花が楽しめます。

こうしたバラは大輪のハイブリッドティーローズが一般的で、芯が高く、花弁を何層にも巻いたバラの美しさに圧倒されるほど。お値段も高めなので1、2輪だけ買っても気が引けないのもうれしいところです。ほかにはスプレーバラといって、1枝から複数枝分かれして花をつけるタイプの中輪~小輪のバラも売られています。こちらは枝を切り分けて使えるので、1枝でもにぎやかに飾れてアレンジに重宝します。

また、1枝にブーケのように多くの中輪花を付ける房咲きタイプ(フロリバンダ系など)もあり、ガーデンローズの趣です。花店のスタッフさんにバラを長く持たせる方法や、じょうずな枝の切り分け方を教えてもらい、バラのある暮らしを楽しんでみてくださいね!

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