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二度と散らからない家になる「適所適量」収納メソッドとは? 専門家がアドバイス

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ゆうゆう編集部

「美しい住まい」の2つのルール

モノがあってもすっきり見える水越さん宅のリビング。

見せたいものは「フォーカルポイント」に

「フォーカルポイント」とは、空間の中で視線が集中する場所のこと。ドアを開けてすぐに目に入る場所や階段の踊り場などが該当する。

ここが散らかっていると空間全体が散らかった印象になるが、美しく片づいていれば美しい空間という印象を与えられる。

「見せたい絵画やインテリア雑貨などは、フォーカルポイントを意識して飾ると効果的です」

美術工芸品などは数を絞ってギャラリーのように飾ると、美しさがより際立つ。

隠したいものは「ブラインドゾーン」に

「ブラインドゾーン」とは「フォーカルポイント」の逆で、意識しないと目に入らない、視線がほとんど行かない場所のこと。入り口ドアの横の壁や家具の後ろなどが該当する。目立たせたくないものはここに置くといい。

「わが家では、リビングダイニングを入ってすぐ左のキャビネット上に未処理の書類やリモコンなどを置いています」

扉のそばはパッと見、目に入りにくい場所。

※この記事は「ゆうゆう」2023年12月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のために再編集しています。

取材・文/依田邦代 撮影/柴田和宣


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