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娘たち最優先での仕事から、自分の暮らしも大切に! to_mo__sepさんの働き方と久々の一人暮らしの楽しみ方

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マチュアリスト編集部

マチュア世代のみなさんは、「私らしく働く」ということをどうとらえているでしょうか。自分らしく暮らしつつ、ひとりで家計を支えている素敵な女性にお話をうかがかった書籍『私らしく、働くということ』から、「娘たち最優先で仕事をしてきました。今後は自分の暮らしも大切にしたい」というto_mo__SEPさんをご紹介しましょう。将来は暮らしに関わる仕事を発信していけたら、と思っているそうです。

PROFILE
to_mo__sepさん
年齢:40代
職業:会社員(営業事務)
家族:ひとり暮らし(双子の娘は別居)
住まい:賃貸マンション
@to_mo__sep

work 私と仕事

仕事は娘たちを育てる手段。 残業が少ないことが条件でした

勤続11年目を迎えたto_mo__sepさん。今の仕事は、子どもになるべく負担をかけないことを第一条件に選びました。

「離婚すると決めたときに入社した会社です。娘たちは当時8歳だったので、残業が少なく一緒に夕食をとれること。それが私にとってとても大切でした。娘たちは成長し、大学入学を機に家を出ました。仕事は今でも残業はほぼなく、比較的早く帰宅できるところは気に入っています」

仕事をしていると、いい日もうまくいかない日もあります。
「会社を出たらすべて忘れることにしています。今夜は何を食べようかな、と考えながら帰宅すると、うまく気持ちを切り替えられるんです」

work,past&future 仕事、これまでとこれから

深夜まで働く現場を長年経験。 薬局は育休期間が短く退職

今までの人生を振り返ると、結婚・出産の前後で仕事スタイルは大きく変わりました。

「大学卒業後は、撮影スタジオに勤務。営業職として、雑誌やCDジャケットの撮影現場に携わりました。その後、仕事で知り合った写真家のマネージャーに転向。スケジュール管理、取材打ち合わせや同行、告知活動などを行い、やりがいを感じられる仕事でした。でも勤務は深夜に及ぶことも。子育てをしながら続けるのは難しいと判断し、退職したのです」

結婚後は独学で医療事務の資格を取得。調剤薬局で働いていたところ双子の妊娠が発覚。育休が3カ月しかとれない職場だったため、仕方なく退職することになりました。

高校時代は、娘たちに毎日お弁当を作りました。大変な朝も、失敗もたくさんありましたが、毎日本当に楽しく作れて悔いなしです。インスタグラムではお弁当記録を日々更新。いい思い出になっています。

貯蓄を崩して仕送り代を捻出。今の会社で定年まで働く覚悟

子育てを優先しながら、今度はIT関連大手のアルバイトから契約社員に。

「その結果残業が増えてしまい、娘たちの生活に影響が出て退職しました。その後、離婚を決意。このことですでに娘たちの心身をわずらわせていたので、仕事は割りきって娘たちとの時間を最優先したのです」

子育ては一段落しましたが、遠方の大学に通う娘たちの学費や生活費が重くのしかかる4年間に。

「細々と積み上げてきた貯蓄を切り崩しています。今後はできる限り出費を抑えなければ。いつか暮らしや出版に関わる仕事を再びしてみたい気持ちはありますが、おそらく定年までこのまま働くことになると思います」

生活費を少しでも抑えるため、以前よりも安い賃貸の部屋に引っ越しました。新しく購入したのはリンナイの二口コンロだけ。キッチンは前より狭くなりましたが、配置換えを繰り返して使いやすく整えている最中です。

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