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「愛の不時着」9話でセリがジョンヒョクの実家に監禁された時に、お膳に乗っていた料理とは?【韓国ドラマ】

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マチュアリスト編集部

焼肉は葉っぱで包んで一口で

ひと切れの小さいお肉でも、香味野菜やサンチュで包んでいくと、げんこつくらいの大きさになるのですが、「これを一口で口に入れて食べるのが正解です」と黒田さん。

「決して二口、三口に分けてかじったりしません。韓国人はみんなこの葉っぱの塊を口の中に全部押し込んで、モグモグしながらいただきます」

こうして幾種類もの味を一度に口に入れて、噛みしめるごとに口の中に広がるハーモニーを楽しむのが、韓国流の食文化。

「頬張って食べるというのは、口いっぱい、おなかいっぱい食べられる幸せの象徴なんです。ぜひみなさんも韓国に行ってご飯を食べるときは、ひと口に頬張って食べるおいしさを実感してください」

韓国では、少しずつちまちま食べる食べ方は、「物惜しみしていてケチくさい」と映るのだそうです。とりわけ男性が大食するのはいいことで、健康で頼もしい、立派な証なのだとか!


※この記事は『「不時着」しても終わらない』黒田福美(主婦の友社)の内容をWeb掲載のため再編集しています。

※2022年10月21日に配信した記事を再編集しています。

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監修者

俳優・エッセイスト

黒田福美

桐朋学園大学演劇科卒業。俳優として活躍する一方、芸能界きっての韓国通として知られる。80年代から韓国への往来をはじめ、30余年にわたって、放送、著作物、講演などを通して韓国理解に努めてきた。2011年には韓国政府より「修好章興仁章」を受勲。2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会理事、韓国観光名誉広報大使、「日韓お祭り」実行委員をはじめ、麗水エキスポ広報大使、京畿道観光活性化広報大使、大邱、浦項などの広報大使を務める。韓国関連の著書、翻訳など多数。『ソウルマイハート(1、2)、『ソウルの達人』シリーズ、『隣の韓国人 傾向と対策』、『韓国ぐるぐる ソウル近郊6つの旅』、『それでも、私はあきらめない』、『黒田福美の韓方案内』、『「不時着」しても終わらない』など。

桐朋学園大学演劇科卒業。俳優として活躍する一方、芸能界きっての韓国通として知られる。80年代から韓国への往来をはじめ、30余年にわたって、放送、著作物、講演などを通して韓国理解に努めてきた。2011年には韓国政府より「修好章興仁章」を受勲。2002年FIFAワールドカップ日本組織委員会理事、韓国観光名誉広報大使、「日韓お祭り」実行委員をはじめ、麗水エキスポ広報大使、京畿道観光活性化広報大使、大邱、浦項などの広報大使を務める。韓国関連の著書、翻訳など多数。『ソウルマイハート(1、2)、『ソウルの達人』シリーズ、『隣の韓国人 傾向と対策』、『韓国ぐるぐる ソウル近郊6つの旅』、『それでも、私はあきらめない』、『黒田福美の韓方案内』、『「不時着」しても終わらない』など。

「不時着」しても終わらない

黒田福美著
主婦の友社刊

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