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あたためや解凍がうまくいくコンパクトな【電子レンジ】3選。50代からはシンプルな1台を|家電のプロ・神原サリーさんおすすめ

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恩田貴子

象印マホービン「EVERINO(エブリノ)」 ES-JA23

ホワイト(WA)

炊飯器や魔法瓶でおなじみの象印マホービン。レンジのイメージがない人も多いかと思いますが、それもそのはず。2022年に発売された「エブリノ」は、実に17年ぶりに象印から発売されたオーブンレンジなのです。

「開発にあたって、“本当に使ってもらえるレンジ” を目指したというだけあり、多くの人が不満に思っていた『あたためムラ』『グリル調理は時間がかかる』『揚げもののあたため直しが上手にできない』という点を解消する、ユニークな機能が搭載されているのが特徴です。

まず1つめの機能が『うきレジ』。これは、付属のボウルに食材を入れ、同じく付属の角皿の下にあるレールにボウルを差し込み、浮いた状態であたためるというもの。こうすることで、全方位から加熱することができるようになり、あたためムラのない仕上がりに。

「うきレジ」のイメージ。赤外線センサーが、食材の位置を正しく検知。マイクロ波が均等に伝わるため、食材を裏表に返したり、移動させたりする手間も不要。皮が硬く、火の通りにくいかぼちゃの煮物も、約10分ほどでしっかり味の染み込んだ仕上がりに。

2つ目の『レジグリ』は、レンジ機能で食材の芯まですばやく熱を通した後、自動でグリル機能にチェンジ。食材の表面にこんがり焼き色をつける機能。火の通りにくいハンバーグなども、最初にレンジ加熱をしておくことで時短調理がかなうというわけです。

3つ目は『サクレジ』。こちらも『レジグリ』同様、レンジとグリルのリレー調理で、揚げ物を中まであつあつに、外側はサクッとあたため直せます」

これらの機能を可能にしたのは、魔法瓶や炊飯器などの開発で培ってきた、独自の温度コントロール技術なのだそう。さらに、デザイン面にも独自のアイディアが光ります。

「小さなことだけど、実はすごい発明だなと思うのは、本体下部に設置された、自動メニューの番号が書かれたスライド式のメニューボード。通常はレンジの扉にズラリと書かれていたり、説明書を確認しなければいけないものが多いなか、『エブリノ』はボードを引き出すと自動メニュー番号が確認できる仕組みになっているんです。見た目がすっきりしているし、なにより見やすく、わかりやすいのがいいですね」

使わないときは、すっきりしまえるメニューボード。QRコードを読み取ると、ホームページに掲載されているレシピにアクセスできる。
※写真はES-GU26

60品のレシピが掲載された「取扱説明書兼お料理ノート」つき。パン粉の代わりに高野豆腐を使用した糖質ひかえめ和風ハンバーグなど、「糖質ひかえめレシピ」も掲載。ホームページにもレシピは掲載されており、新メニューが随時追加されている。

「オーブンレンジ EVERINO」ES-JA23 全2色 
庫内容量:23ℓ 
レンジ出力:1000W、600W、500W、300W、150W 
外形寸法:478×398×349mm(ドアハンドル含まず) 
庫内有効寸法:363×310×175mm 

4万8600円(編集部調べ)

象印マホービン お客様ご相談センター ☎︎0120-345135
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/kitchen/oven_range/es-ja/

スレートブラック(BM)

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監修者

家電ライフスタイルプロデューサー

神原サリー

かみはら・さりー⚫︎年間1000点以上の家電をチェックし、その魅力を伝える家電のプロ。さまざまな商品を実際に使用したうえで発信する消費者目線の言葉は、家電への愛にあふれ、説得力バツグン。また、「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」姿勢に、メーカーの開発者やマーケティング担当者からの信頼も厚い。
【X(旧Twitter)】@KamiharaSally 【YouTube】@tenyencoin

かみはら・さりー⚫︎年間1000点以上の家電をチェックし、その魅力を伝える家電のプロ。さまざまな商品を実際に使用したうえで発信する消費者目線の言葉は、家電への愛にあふれ、説得力バツグン。また、「企業の思いを生活者に伝え、生活者の願いを企業に伝える」姿勢に、メーカーの開発者やマーケティング担当者からの信頼も厚い。
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