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元ミス日本 伊藤千桃さんの春を待つ葉山での暮らし 「冬の感謝を込めて薪ストーブと煙突を掃除します」

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坂口みずき

自然に恵まれた神奈川県葉山町で暮らす、伊藤千桃さん。質素で豊か。ありのままの、飾らない自然な暮らしを楽しんでいらっしゃいます。千桃さんの春支度や季節の味について、お話を伺いました。冬の間に活躍してくれた薪ストーブの煙突掃除は、サスティナブルな暮らしにつながっています。

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元ミス日本 伊藤千桃さんの春を待つ葉山での暮らし「春の芽吹きにそなえた“庭仕事”に精を出しています」

profile
伊藤千桃さん
いとう・ちもも●1950年ジャカルタ生まれ、1972年度ミス日本、元女優。結婚後、子育てのために葉山に移り住む。離婚後は「桃花源」の屋号でレストランを営み、旬の地野菜を使った料理で人気に。現在はデリバリーや民泊、オリジナルの野草茶の販売(https://chimomo.official.ec/)や、『いとよし』とのコラボでワークショップ(https://ito-yoshi.com/)を行う。
著書に『千桃流・暮らしの知恵』※現在は電子書籍版のみの扱い(主婦の友社)。

煙突掃除をするのが毎年の恒例に

伊藤家の離れには昔ながらの薪ストーブがあります。
春を迎える準備として、使わなくなったら煙突掃除をするのが毎年の恒例に。

「業者を頼んだことはなく、ストーブの手入れは家族で行っています。みんなやり方がわかっているので、気がついた者が気づいたときに。この薪ストーブは、丸みのある形からダルマストーブと呼ばれていて40年前、養母が離れを建てたときから使っています。当初は囲炉裏を作る予定でしたが、上手く煙が流れず、急遽、薪ストーブを設置することになりました。ストーブ自体は、7〜8年位で交換していますが、この形に愛着があり、いつもダルマストーブを注文していますね」

母屋にも薪ストーブがり、壊れてしまってしばらく使えずにいるそうで、早く修理をしたいと、伊藤さん。

「薪ストーブの魅力は、なんといっても気持ちの良い暖かさ。母屋の薪ストーブが稼働していたころは、いつも犬や猫達がストーブの近くの床を陣取って気持ち良さそうに寝ていました」

薪ストーブの出番が終わったら晴れた日を狙って煙突掃除。

「ホームセンターなどで販売されている薪ストーブや煙突専用の掃除道具を使って掃除します。先にブラシがついた針金を煙突に差し込んで引き出すと、ススがバサッとでてきます」帽子を被ったり、エプロンをしたりして、ススで衣服を汚さないようにガード。

ストーブに焚べる薪は2年以上乾燥させて

薪にしているのは、庭木の剪定で出た枝や知り合いの園芸業者が持ってきてくれる間伐材。「小枝や葉を落として乾燥させて薪にします。ストーブには、最低でも2年間は乾燥させたものを使っていますね。完全に乾燥させた薪を使えば、煙突が詰まることもなく、サラサラとした白っぽいススが溜まるだけ。手入れはいたって簡単です」

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