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チャウヌの新境地が見られる! ドラマ「ワンダフルワールド」のロケ地・梨花洞壁画村で韓国ののどかな風景に出合う

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鈴木ちひろ

梨花洞壁画村の近くにある駱山公園も有名な観光名所

小高い丘の上にある駱山公園もドラマのロケ地として知られ、古くは「パリの恋人」「カインとアベル」、最近ですと公園の周辺が「それでも僕らは走り続ける」や「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」などに登場。こうやって振り返ると、本当にこの界隈はドラマのロケ地が多いですね。

駱山公園の周辺には石垣があり、その先には山なりにたくさんの家が建つ様子が見られます。

ここは「ボーイフレンド」の最終回で登場した有名な階段。中腹にあるカフェ・ケップルは眺望もよくておすすめです。

そして、 かわいらしいイラストだったり、ちょっと変わったオブジェだったりと、駱山公園の周りにもアートはたくさん! パリのモンマルトルの丘と同程度の高さに位置し、文化的な街であることも重なって“ソウルのモンマルトル”とも言われているそう。私と同じようにカメラ片手に散歩を楽しむ人ともすれ違い、町全体にのんびりとした空気が流れています。

「Hello」や「안녕하세요」に並んで、「こんにちは」と日本語の挨拶も。ちょっと嬉しくなります。

駱山公園と言ったら!の有名なオブジェ。赤い靴を履いたおしゃれな飼い主のあとを犬が追いかけます。

今年の春は寒さが長引いて、桜の開花が遅れている韓国。ケナリ(レンギョウ)の花が3月下旬で満開を迎えようとしています。そして、赤いスプレーで書かれた「倉庫の前は駐車禁止」という文字がホラー……。

腹ごしらえをしてから家に帰ろうと、「孤独のグルメ」の五郎さんのようにウロウロしていて見つけた一軒の食堂。屋上にたくさん並ぶオンギ(壺)を見て、ここはおいしいはず!と即決しました。チェーン店が増える一方のソウルで、こういった個人経営の食堂はとても貴重。ガイドブックには載らないような普通の食堂ですが、私が好きなのはこういった類のお店。お店のアジュンマも親切で、メニューは韓国語しかありませんが、メニューの一番上にあるチョングッチャン(納豆汁)を頼めば問題ないです。ほかにもテンジャンチゲやキムチチゲなど、韓国の家庭で食べる料理が楽しめます。

お母さんか、おばあちゃんと思しき女性が子供をおんぶするイラストにもぐっときます。

私は好物のチョングッチャン(8500W)をオーダー。干し大根のキムチやカクトゥギ、もやしナムルなど、おかずはセルフでお替り自由! ご飯も白いご飯と雑穀飯を選べました。

(DATA)
イムルビ オゴチッパッ
이물비 어고집밥

ソウル特別市鍾路区駱山1ギル1
02-763-9000
営業時間:11:00~21:00(14:30~17:00はブレイクタイム)
定休日:日曜

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