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寝る前に温めるといい部位はどこ?眠れる体づくりのための血流アップ術 小林弘幸先生が指南

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雑誌「健康」編集部

「長い時間眠れない」「早く目が覚めてしまう」など、睡眠の悩みを抱えていませんか。短時間でもぐっすり眠れて、翌日すっきり起きられる快眠テクニックを、自律神経研究の第一人者 小林弘幸先生に4回に分けて教えていただきます。第2回は、眠れる体づくりのための、6つの血流アップ術です。

★前回はこちら★

熟睡するなら、就寝何時間前までに夕食を済ませる?小林弘幸先生がアドバイス

ガムをかむと自律神経のバランスが改善し血流アップ

ガムをリズムよくかむだけで、副交感神経の働きがアップして血流が改善します。

睡眠ホルモン・メラトニンの材料となるセロトニンも分泌されるため、一日の終わりにガムをかむと、体がリラックスして睡眠スイッチが入りやすくなります。ほかにも脳を刺激して活性化させたり、マスク生活で衰えた表情筋を鍛えたりする効果も。

<ガムの効果>
副交感神経が優位になる
免疫力アップ
脳の血流量のアップ
かむ力の向上
表情筋を鍛える

好きな香りをかぐと、末梢の血流がよくなる

副交感神経の働きを高めるには、嗅覚や視覚など、五感の癒やしが有効。特に嗅覚は、脳の中枢神経に直結しているため、より速く、強く働きかけます。

好きな香りをかぐと、末梢の血流がよくなり、副交感神経の働きが高まることが証明されています。その日の気分で自分が心地いいと感じる入浴剤やアロマオイルを選び、香りの力をうまく活用しましょう。

<安眠におすすめの香り>
ラベンダー
スイートオレンジ
グレープフルーツ
ティートゥリー
杉・ひのき

サウナは「血管の筋トレ」。朝か夕方がおすすめ

サウナと水風呂に交互に入ると、自律神経が刺激され、「血管の筋トレ」といえるほど、パワフルに血流が促進されます。

また、サウナは高温で深部体温を大きく引き上げますが、深部体温は一回上がると下がりやすくなるため、結果、睡眠の質を高められます。ただし、夕食後や就寝前に入ると、交感神経の働きを過剰にしてしまうため、熟睡には逆効果です。

寝る前に目を温めて、目の筋肉をゆるめる

目は日中、パソコンやスマホなどの使用で酷使されています。眼精疲労がたまり、目の周りの筋肉が緊張した状態が続くと、交感神経が優位になって自律神経のバランスが崩れ、寝つきが悪くなる原因に。

寝る前にホットタオルなどで目を温めて、筋肉をゆるめて血流をよくしましょう。副交感神経が優位になり、体がリラックスして眠りやすくなります。

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