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【ガーデニング】春に咲かせる愛らしいピンクの花10選

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光武俊子

株を覆うほどの花つきのよさ【マーガレット】

樹高:30~80㎝

カナリア諸島原産の常緑低木。ポンポン咲きなど、多彩な花形があって、株を覆うほどの花つきが見事です。寒さにはやや弱いものの、関東地方より西の暖地では戸外で越冬。早春から初夏まで咲き続けます。花後や秋に緑葉が残る位置で切り戻して姿を整え、植え替えましょう。

風に揺れる野の花を思わせる【リナリア】

草丈:20~80㎝

ヒメキンギョソウとも呼ばれる一年草と、高性の宿根リナリアがあります。春の花には少ない縦のラインの花穂が目立ち、風に揺れてやさしい雰囲気。ところが、茎が倒れてもわき芽が伸び出るほど強健です。チッ素過多になると倒れやすいため、一年草に追肥は施しません。

横に広がって花壇を埋め尽くす【シレネ‘ピンクパンサー’】

草丈:20~30㎝

多くの仲間があるシレネのなかで、北米原産種のカロリニアナが‘ピンクパンサー’と呼ばれます。横に広がって育つ株を、覆いつくすようにピンクの花が咲きこぼれます。多年草ですが、日本の夏が苦手なので一年草扱い。それでもこぼれダネで開花することがあります。

個性的な花形が印象的【セイヨウオダマキ(アキレギア)】

草丈:30~60㎝

日本原産のミヤマオダマキなどに対して、欧米原産種の多彩な交配種をさします。冬は地上部がほぼ消えますが、寒さに強い多年草。反面、高温多湿にはやや弱く、うどんこ病などが発生しがちです。日本原産種に比べて大型で存在感があり、日陰でも大株に育ちます。

セイヨウオダマキ‘ノラバロー’

ピンクの花の楽しみ方

春爛漫を迎えて、手に取りたいピンクの花が見つかりましたか?

ピンクの花にアクセントを添えたいときは、同系色の赤や紫の花を組み合わせると互いが引き立ちます。ピンクとピンクの間には白い花やシルバーの葉ものを添えると、ソフトでより明るい感じに。銅葉をさし色にすれば、甘さを抑えて大人っぽい雰囲気に仕上がります。

ハンギングバスケットや吊り鉢にあふれんばかりの花を育てて、ベランダや庭先を飾ると華やかですね。玄関先にはちょっと大きめのコンテナで高さの違うピンクの花々と銅葉などを組み合わせると、視線を引きつける花飾りができあがります。

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