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「またお会いしましょう」国民を励ましたエリザベス女王。ジャーナリスト多賀幹子さんが選ぶ女王陛下の3つの言葉とは

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ゆうゆう編集部

赤、黄、緑、ピンク……。鮮やかなカラーを華麗に着こなすロイヤルファッションも注目を集めた。その装いには言葉と同様に、女王の強い信念があったという。

「女王陛下は、見てもらうことは信じてもらうために大事なことだとお考えでした。きちんと自分の姿を国民に見せることが信じてもらうことの基本である、と。ひとりでも多くの国民が自分の姿を見て『女王にお会いできた』と明るい気持ちになってほしいという思いから、色鮮やかな洋服を選んでいたそうです」

ロンドンオリンピック開会式では「007」シリーズのジェームズ・ボンドと、即位70周年の祝賀イベント「プラチナジュビリー」ではくまのパディントンと共演するなど、ユーモアを織り交ぜたパフォーマンスも大きな話題となった。

「多くの人に楽しんでほしいという女王陛下の心が伝わる演出でした。国葬のとき、女王の棺を乗せた霊柩車がガラス張りでしたね。これは女王のご遺志だったといわれています。最後まで国民に見ていただこうという信念を貫かれたのでしょう。だからこそ国民にとって威厳ある君主なのに家族のような存在でもありえたのだと思います」

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多賀幹子さん
たが・みきこ●ジャーナリスト
東京都生まれ。お茶の水女子大学卒業。企業広報誌の編集長を経てフリージャーナリストに。現在は主に教育、女性の生き方、英王室をテーマに執筆、テレビ出演など活躍中。近著に『孤独は社会問題 孤独対策先進国イギリスの取り組み』(光文社新書)など。

※この記事は「ゆうゆう」2023年2月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

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