私らしく生きる 50代からのマチュア世代に

人気記事ランキング 連載・特集

ドラマ「ロングバケーション」の一気見にはまる人続出! 初々しくて弱気で、恋愛に奥手な瀬名(木村拓哉)が今また新鮮

公開日

更新日

marumi

そんな閉塞感を吹き飛ばすように、山口智子が演じた南は、何より“スタイルおばけ”。長く伸びた足を惜しげもなくさらす。シーンごとに着こなす流行のファッション。そして、くしゃっとチャーミングな笑顔。ときどき落ち込むけれど、ほんわかしていながら本質を見抜く仲良しの後輩モデルと話せば、気持ちが切り替わる。寂しくても、傷ついていても、つい気丈に振る舞ってしまう姿がいじらしく、愛おしい。演じている南が山口智子の素なんじゃないかと思えるほどだった。

そして、瀬名が南にかけた「何やってもうまくいかない時、何やってもだめな時、そういうときは神様がくれたお休みだと思ってさ、無理に走らない、がんばらない、自然に身をゆだねる」という言葉。27年ぶりに画面で再会した南には、「きっと素敵なことが待っているよ。だから焦らないで」と、最初から見守ってあげられる自分がいた。そう、人生は人それぞれ。ロングバケーションが必要なときがだれにも必ず来るということが、いまなら身に染みてわかる。

木村拓哉が「ロンバケ」で瀬名を演じたのが23歳だった、とあらためて知って、驚いた。いまどき、これだけ繊細な恋愛ドラマをわずか23歳で演じきる俳優はいるのだろうか。しかも、フジテレビドラマの金字塔「月9」の主演だが、それにふさわしい透明感のある美しさ。どの角度から映されても、常にイケメンなのがすごい。初々しくて弱気で、恋愛にも奥手な役を演じる木村拓哉が見られるのも新鮮。そして、27 年たったいまも「月9」の主演を張っていることこそ、ホンモノだと物語っている。

知ってる? PR

50代から「ペントハウス」にハマる理由とは?

50代から「ペントハウス」にハマる理由とは?

タワマンに住む富裕層の欲望が渦巻くサスペンス。韓国ドラマ「ペントハウス」が話題です!奇想天外な物語になぜハマる?トップブロガー 中道あんさんがひも解きます。

詳細はこちら

PICK UP 編集部ピックアップ