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【ラストマン第7話】『桜坂』を彷彿とさせるような、皆実(福山雅治)の「坂道好き」発言。丁寧な小ネタ満載が楽しみに

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田幸和歌子

福山雅治と大泉洋が「無敵のバディ」となって難事件を解決していく、TBS日曜劇場のエンターテインメント。第1話ではエンディングのアドリブも話題になりました。上川隆也、吉田羊、King&Prince永瀬廉と、共演者も魅力的。数々のドラマのレビューを執筆する田幸和歌子さんに、今週の「ラストマン」を語っていただきます。(ネタバレにご注意ください。)

【ラストマン第6話】皆実(福山雅治)が語る「人生はガチャの連続です」。家族について考えさせられる回だった

福山雅治主演×大泉洋出演×黒岩勉脚本のTBS系日曜劇場『ラストマン―全盲の捜査官―』の第7話が、6月4日に放送された。

皆実(福山雅治)は心太朗(大泉洋)を伴い、両親の墓参りをしていた。そこに一人の女性がさっそうと現れる。皆実は、在日アメリカ大使館の参事官・デボラ(木村多江)だと、心太朗に紹介するのだった。

デボラと皆実が親し気に話す様子に不審がる心太朗だったが、デボラが皆実の“元ワイフ”だと判明。心太朗は衝撃の展開に驚きすぎたのか、やや困惑の表情を浮かべていた。

同じ頃、ふ頭で白骨化した老人の遺体が発見され、佐久良(吉田羊)班が臨場する。遺体は3年前から行方不明の資産家の老人・葛西征四郎と考えられている。そして、容疑者として浮上したのが、征四郎に介護士として雇われていた40歳差の妻・葛西亜理紗だった。

彼女は以前も歳の離れた男性と結婚しており、離婚後に相手男性は失踪していた。加えて、亜理紗はアメリカの大使館からスパイの可能性があると疑われていた。

さっそく皆実たちは亜理紗に事情を聞きに行くことに。しかし、そこで皆実は予想外な反応をする。美人な亜理紗に好意を持ってしまうのだ。そして「彼女は犯人ではない」と断言する。

引き続き、亜里沙の調査を進めていると、何者かが突然亜里沙を襲い掛かる。亜里沙は広域暴力団の重要人物であった人物と過去に結婚しており、離婚後にその人物が失踪。亜里沙が失踪の原因なのではと疑った暴力団が、拉致しようと画策したのだった。

署内でも亜里沙が犯人である可能性が高まっていた。そんな中、亜里沙が姿をくらませたという連絡が入り、急いで捜索することに。クルーザーで国外逃亡しようと企んでいたところを見つかり、亜里沙は緊急逮捕されるのだった。

事情聴取で、遺産目当てに夫を殺害したと自白する亜里沙。しかし、そこに「亜里沙さんの無実を証明します」という言葉と共に皆実たちが現れる。

元夫のDVに悩まされていた亜里沙を介護士として雇ってくれた征四郎が、亜里沙をかばい、もみ合いになった際に元夫を殺害してしまう。自首しようとした征四郎を亜里沙が止め、元夫の死体を海に沈めたのだった。

皆実たちの推理は見事に的中。征四郎だと思われていた死体が、実は亜里沙の元夫のものであり、亜里沙の秘書と思われていた人物が征四郎だったのだ。亜里沙は征四郎に整形をさせて、しまいには自分が殺人の罪を被ろうとまでして、一緒にいることを選んだのだ。

皆実は、未だ亜里沙に片思いだと信じ込んでいる征四郎にこう話す。

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