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【VIVANT第5話】ブラックな本性を見せた乃木。「堺雅人がホラーすぎる」と話題に

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田幸和歌子

超豪華俳優陣の共演でいま目が離せないTBS日曜劇場「VIVANT」。第1話では、雄大な砂漠に激しいカーチェイス、ヤギの大群が暴走するなど、スケールの大きい海外ロケシーンに圧倒されました。数々のドラマのレビューを執筆する田幸和歌子さんに、今週の「VIVANT」を語っていただきます。
※ネタバレにご注意ください

【VIVANT第5話】ブラックな本性を見せた乃木。「堺雅人がホラーすぎる」と話題に

「VIVANT」第5話(C)TBS

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【VIVANT第4話】「こういう堺雅人が見たかった!」SNS上では、数々のVIVANTネタが生み出される

堺雅人が主演を務め、阿部寛、二階堂ふみ、松坂桃李、役所広司ら超豪華俳優陣が送るTBS日曜劇場『VIVANT』の第5話が8月13日に放送された。

乃木(堺雅人)の正体はなんと、民間人に紛れて諜報活動を行う特殊部隊“別班”だった。同じく別班の黒須(松坂桃李)とともに、テロ組織“テント”のモニターである山本(迫田孝也)を排除した乃木は、次の目的のため、ある人物の元を訪れる。

一方、山本の死に違和感を抱いた野崎(阿部寛)は、自分たち公安以外に唯一山本の正体を知っていた乃木に疑惑の目を向け、経歴を再確認することに。

すると、乃木が実はミリタリースクールに通っており、全科目主席で卒業するほど優秀だったことが判明。しかし、これまでの“おっちょこちょい”の数々とは辻褄が合わず、乃木が別班であるという確信を持てずにいる野崎。

引き続き調査を続けると、乃木が3歳のときバルカで両親と死別したのち、“丹後隼人”として京都の養護施設で過ごしていたことが分かる。乃木は、バルカ共和国で人身売買されていたが、そんな乃木を哀れに思った戦場ジャーナリストに救われ、日本に連れ帰られたのだ。

強いストレスによる記憶障害の影響で自身の名前すら憶えていない状態の乃木。両親の行方も分からないまま、不安な日々を過ごしていたが、ある日島根県の特集番組の中に、偶然映ったとある家紋を見て何かを思い出す。わずかな記憶だけを頼りに、島根に向かったのだった。

家紋をもとに自身のルーツを辿った末、乃木の伯父にあたる寛道(井上順)に辿り着く。寛道から自分の両親がバルカで亡くなっていることを告げられ、当時の乃木は涙を流したのであった。

一方、現在の乃木は、テントの一員であるアリをおびき寄せることに成功し、テントによるテロの詳細を聞き出そうとしていた。しかし、アリは「そんな組織は知らん」と白を切り、要求に応じようとしない。

そんなアリの様子を見かねた乃木は、人質にとっていたアリの母や妻、子どもたちの映像を見せ、その場にいる黒須に指示し、一人ずつ高所から突き落としていく。

さすがに慌てたアリは泣き叫びながら助けを乞い、テントについて知っている情報を次々と告白し始める。家族の命と組織の機密情報との間で葛藤しながらも、しまいにはテントのリーダーが乃木の持つ写真に写る男、ノゴーン・ベキ(役所広司)だということまで白状するのだった。

残酷非道に見えた乃木と黒須だったが、実はアリの家族たちは後ろからワイヤーで吊るされており、全員で無事であることが明らかに。

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