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「天国の階段」を久々に一気見!「涙の貴公子」クォン・サンウ。男性の涙でこれほど泣いたのは初めて!16~22話【韓国ドラマ】

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marumi

「天国の階段」は、2003年〜2004年に韓国SBSで放送されアジア圏で大ブレークしたテレビドラマ。チェ・ジウと一緒に涙を流したマチュア世代の方も多いことでしょう。日本版で全22話という長丁場のラブストーリーを久しぶりに一気見した感動を3回に分けてお届けします。この記事は16〜22話のレビューです。
※ネタバレにご注意ください。

★9〜15話はこちら★

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心が動くストーリーや出来事に共感して流す涙には、ストレス解消やリラックスを促す効果があるという。そんな“涙活”が思う存分できるのが、ラスト16話~22話。ジェットコースターのゴールに待っているのは、ハッピー・エンドなのか……。

なぜ幸せになろうとするのに邪魔が入るのか、なぜ報われない人生を歩むのか——。誰もがそんな思いで見守ってきたチョンソ(チェ・ジウ)とソンジュ(クォン・サンウ)の2人が、ようやく結婚する決意を固めた。

と、ホッとしたのも束の間、チョンソの目に異変が起きる。失明を避けるには角膜移植が必要、しかも両目に腫瘍があり、転移を防ぐために眼球摘出が最善という診断。あまりの残酷さに、事実を言い出せないチョンソは、「見えなくても手で覚えるのよ」とソンジュの顔を両手で触って泣きじゃくる。

一方、テファ(シン・ヒョンジョン)は、ソンジュとの結婚を諦めないユリ(キム・テヒ)の家に乗り込み、ユリがチョンソを車ではねたと暴露。ソンジュはチョンソのものだ、と思い知らせる。

だが同時に、チョンソの視力が落ちていることにも気づく。目の癌だと知ったテファは「俺がお前を守る。他人にできないことも兄さんならしてやれる」と密かに心を決める。

ウエディングドレスの試着後、何も知らないソンジュと懐かしい海辺の家へと向かうチョンソ。だが、目の見えない自分ではソンジュを幸せにできないと思いつめ、姿を消す。そんなチョンソをテファが受け止めた。

テファは治療費を捻出するため贋作を売り、捕まる。そしてソンジュに、チョンソは癌で、失明するまで時間がないと教える。「あなたの幸せがチョンソの幸せなんだ。俺はチョンソが幸せならいい」と、海辺の家で待つチョンソに会いに行くよう頼む。

そのころ、チョンソの目は完全に見えなくなっていた。訪ねて来たソンジュをテファだと思い込み、「ソンジュさんの顔を見られない」「会いたい。失明を知られる前にお別れがしたいの」とあふれ出す言葉に、ソンジュは涙がこらえきれない。

そして、「僕の幸せを願うなら一緒にいてくれ」—— 不安がるチョンソに永遠の愛を貫くことを誓うソンジュ。チョンソはテファの介添えで、やっと結婚式を挙げることができた。

幸せな新生活。ところが、チョンソに転移の兆しが表れる。「一目でいいから、もう一度顔が見たい」。だが、角膜は死んだ人からしか移植できない。そこで、テファはある決断をする。「お前がいてくれたから幸せだった。お兄ちゃんもプレゼントをやるよ」。そして、テファはこの世から旅立つ。涙腺崩壊!

移植された角膜で光を取り戻したチョンソ。しかし、癌が脳に転移し、自暴自棄になる。ソンジュは「テファさんが角膜をくれたんだよ。お前のために死んだ。だからお前は生きなきゃだめだ」と悲壮な真実を告げる。残された時間はわずかだ。

チョンソが初めて手料理でもてなす晩ご飯。2人にとっては言わば最後の晩餐だ。チョンソはソンジュに「感謝」をプレゼントし、死を受け容れるための区切りをつける。嗚咽!

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